広報ニュース

インダストリオール・ウェブサイトニュース第15号(2013年9月28日~10月15日)

アジア太平洋インダストリオール加盟組織ワークショップ

2013-10-18

アジア太平洋地域組織化ワークショップ

グローバル・ユニオン・プログラムを通じて101617日にソウルでFESとの共催による「組織化とキャンペーンに関するワークショップ」が開かれ、韓国、マレーシア、カンボジア、フィリピン、パキスタン、インドネシア、タイの組合が集まった。

 このワークショップでは、25人の参加者が経験や闘争、これまでの勝利、教訓を共有した。  各組合は組織化戦略を実施し、そのために資源を配分する。この地域のすべてのインダストリオール・プロジェクトで、組織化と強力な全国組合・連合団体の構築に焦点を当てる。関連組合は非常に具体的な行動計画を発表した。これらの計画は1年後に評価される。参加者はワークショップの結果に満足し、連絡を保って各自の組織化努力を支援し合う旨決定した。

 インダストリオール・グローバルユニオンのフェルナンド・ロペス書記次長が閉会の挨拶に立ち、「インダストリオールは結成大会で表明されたように組織化・キャンペーン団体であり、厳しい活動にあたって傘下組合を支援していく」と述べた。

 

数千人がクラウン・ホールディングスに抗議

2013-10-11

 カナダとトルコで労働者の権利を平然と踏みにじっている米国系多国籍企業、クラウン・ホールディングスでロックアウト中の労働者に対し、世界中の労働組合が連帯を表明している。

 カナダとトルコで労働者の権利を平然と踏みにじっている米国系多国籍企業、クラウン・ホールディングスでロックアウト中の労働者に対し、世界中の労働組合が連帯を表明している。USW9176支部の組合員は譲れない一線を示し、クラウン・ホールディングスに対し、労働者に頼って利益を上げようとするのをやめるよう要求した。同社はトルコで別のインダストリオール加盟組織ビルレシク・メタル・イスに、2012年から組合つぶし戦術を適用している。

 クラウン・ホールディングス労働者は孤軍奮闘しているわけではなく、インダストリオール加盟組織の全米鉄鋼労組(USW)がレイバースタートのウェブサイトで開始した「手当削減反対」キャンペーンを少なくとも7,000人が支持し、クラウン・ホールディングスのジョン・コンウェイCEOに抗議文を送った。さらに多くの抗議が寄せられている。

 USWはキャンペーンを支援して1010日にプレスリリース「全世界数千人がクラウン・ホールディングスによる労働者攻撃を非難」を発表し、このキャンペーンの理由を説明するとともに、同社が組合と適切な交渉を行わずにスト破りを利用している実態を明るみに出した。

 インダストリオールは全加盟組織に訴えかけ、クラウン・ホールディングスの企業欲に対抗するキャンペーンを支援して下記宛に同社への抗議文を送るよう呼びかけている:http://www.labourstartcampaigns.net/show_campaign.cgi?c=1978

 

南アフリカでスト終結、別のストも回避

2013-10-10

 NUMSA組合員による自動車部門のストが終結し、NUMも石炭部門のストを回避した。両組合は組合員が納得するインフレ率以上の賃上げを取り決めた。

 自動車部品部門のNUMSA組合員は10%の賃上げを達成し、2年目は8%、3年目も同じく8%賃金が引き上げられる。この3年協約により、4週間に及んだストが106日に終了した。石炭部門でNUMが提示した要求は、未経験労働者60%、熟練労働者15%の賃上げである。鉱山会議所の使用者は未経験労働者7.5%、熟練労働者7%を提示したが、NUMはこれを拒否し、争議が宣言された。これを受けて石炭部門の使用者は、鉱山労働者と職人も含めて未経験労働者11%、熟練労働者8%の2年間の個別賃上げを提示した。この修正後の提示に労働側が同意していなければ、ストが実施されていただろう。NUM1週間かけて組合員と協議したのち、9月末に増額提示を受け入れ、ストは回避された。

 

タイ産業労働組合総連合が発足

2013-10-09

 

タイCILT結成大会

タイのインダストリオール加盟組織の組合代表200人が106日、バンコク・パレス・ホテルで開催されたタイ産業労働組合総連合(CILT)の発足式典に参加した。

 新しい総連合は、電子、電気機器、自動車・金属、繊維・衣料、製紙、石油、素材、化学、石油、ガス、電気各部門で活動する211地方組合の組合員148,540人を傘下に収める。

 CILT創設メンバーは4つの全国連合団体、すなわちタイ電子・電気機器・自動車・金属労働組合総連合会(TEAM)、ICEMタイ協議会、タイ繊維・被服労連(TWFT)、タイ自動車労働組合会議(ALCT)である。CILTは、不安定雇用と闘うとともに、団結権・団体交渉権の保護強化に向けた労働法改革を要求すると誓約している。新総連合は、一般組合員・不安定雇用労働者向け労働組合教育の強化も議題に盛り込んでいる。重要なことに、CILTは組合機構の全レベルで女性参画の促進を約束している。

 チャリー・ロイソーンTEAM会長は次のように述べた。「CILTは現組合員のために活動するだけでなく、未組織労働者にも接触する。より多くの労働者を組合運動に勧誘していく」

 シア・ジャムパソンTWFT会長はこう語った。「資本は動きが速く、すべての職場を組織化する以外に闘う方法はない。そして、そのためには強力な産業別労働組合が必要だ。タイ・レーヨンの組合員は現在スト中で、私たちは同社の労働者を支援するために最善の努力を払う」

 チャクリ・ローンガーリン電力組合(EGAT LU)副会長兼ICEMタイ協議会議長は、「CILTはタイの労働運動にとって大きな一歩だ。私たちは法的障壁を乗り越え、労働運動の未来のためにCILT結成を決定した」と述べた。

 マニト・プロムカリークルALCT会長は言う。「CILT結成の主な目的は労働運動を強化すること。我が国で労働組合権の制限を克服する唯一の方法は、団結して一致協力することだ」

 テーラウット・ベンマートTEAM副書記長兼CILTワーキンググループ・コーディネーターはこう述べた。「何度か会議を開いて持続可能な労働運動の構築について協議した。CILTワーキンググループはCILT規約作成の任務を完了した。次の段階は、組合員が規約草案について投票するための総会開催だ」

 ヨンユット・メンタパオTEAM書記長は、タイで労働法改革への道を開くために107日に結集し、タイ政府に中核的労働権に関する第87号条約と第98号条約の批准を求める計画について語った。

 

 

エンジニアとIT労働者がIGメタルで会合

2013-10-04

 IGメタルは92426日にベルリンで第5回エンジニア・IT会議を開催し、約300人が出席した。会議のテーマは「協力」である。

 ベオトルト・フーバー・インダストリオール/IGメタル会長は「協力は競争に勝る」と題するスピーチで演説した。焦点の1つは知識とノウハウと創造力の重要性であり、これらはすべて企業の繁栄に必要な財産だ。特にドイツ企業では、エンジニアと開発者の仕事が経済的成功の基礎を築いている。持続可能な進歩の決め手となるのは機械やプログラムではなく、労働者の知識とノウハウである。

  産業界と学界による提案の中で、明確なメッセージが送られた――未来は品質・革新への投資と先を見越した開発にかかっている。協力に基づく新しい企業文化、魅力的な労働環境、正規雇用を確立しなければならない。中核業務は企業に残さなければならない。産業にとって重要なのは、よりよく生産することであって、より安く生産することではない。

  会議で使われたその他の用語は「アマゾン化」、「ゲーミフィケーション」、「クラウドワーキング」、「クラウドソーシング」で、どれも労働組合にとって新しいテーマだった。モバイルワーキング、ワーク・ライフ・バランス、オープンスペースは、すべてIGメタルが業界と合意している分野である。

 過去1年間だけで、17,000人のホワイトカラー労働者がIGメタルに加入した。この人数は新規組合員全体の26%に相当する。手作業から頭脳労働へと仕事が根本的に変化しているにもかかわらず、IGメタルは今も労働者の組織化に成功しており、エンジニアを加入させ続けている。

 

NUMSAのスト、燃料部門で終結も自動車部門では継続

2013-10-03

 南アフリカ全国金属労組(NUMSA)に加入する燃料ポンプ作業員による3週間のストは終わったが、自動車部門のストは続いており、現在4週間目に入っている。

  NUMSA927日(金)、燃料小売部門における組合員のスト終結を発表した。使用者側は当初7%の増額を提示したが、これを今年11.6%、2014年および20159%に上方修正し、合意に至った。

  NUMSAは同時に2つのストを発表し、7万人の組合員が加わった。2番目のストは、自動車小売部門と自動車部品製造部門の労働者を含む自動車部門で実施されている。組合員は使用者側の増額提示9%を拒否し、あくまで2桁賃上げを要求し続けている。

 

カナダとトルコのクラウン労働者に公正な待遇を

2013-10-03

 カナダとトルコでクラウン・ホールディングス労働者の基本的権利を求める国際キャンペーンが勢いを増している。

 インダストリオール・グローバルユニオンと北米の加盟組織USW(全米鉄鋼労組)、トルコの加盟組織ビルレシク・メタル・イスは、イギリスのユナイト・ザ・ユニオン、全米機械工・航空宇宙労組(IAMAW)、クラウン欧州従業員代表委員会、インダストリオールの姉妹組合であるグローバル・ユニオンIUFの支援を受けて、クラウン・ホールディングスによる労働者攻撃をやめさせるためにキャンペーンを展開している。

 クラウン・ホールディングスは世界有数の金属容器メーカーであり、149カ国で飲料・食品用の缶を製造している。

 同社は2012年に利益をほぼ倍増させていながら、その富を築いている自社労働者を犠牲にするなど、どんなことをしてもさらに利益を増やすために競争する道を選んでいる。

 クラウンとオンタリオ州トロントのUSW9176支部との間で最近行われた新協約交渉で、同社は傲慢にも、二重構造賃金スケジュールの実施、生活費手当の廃止、ごくわずかな賃上げ、すでに9年間続いている年金凍結の維持を要求した。トロントのウェストンにある工場は1500万缶を生産し、北米の優良生産拠点に選ばれたことがある。

 ウェストン工場のUSW組合員130人は、高い業績と厳しい労働に不釣合いな待遇の悪さに失望し、賃金引き下げと労働条件の弱体化を狙った会社側の不当な長期的画策に対応してストを決行するほかなかった。

 同様に、クラウン・ホールディングスは2012年初めからトルコ事業でも、インダストリオール加盟組織ビルレシク・メタル・イスの組合員である労働者に対して明確な組合つぶしキャンペーンを展開している。ビルレシク・メタル・イスは大変苦労しながら組合員を勧誘したのち、201211月に何とか労働省から団体交渉証明書を取得し、交渉当事者としての適格性を認められた。しかしクラウンは、トルコの使用者が組合組織化を阻止するために広く利用している戦術として、このプロセスを失速させようと、直ちに地方労働裁判所で証明書に異議を申し立てた。

 一方、インダストリオールの姉妹団体IUFは、クラウンのトルコ事業で基本的権利が明らかに侵害されているとして、醸造部門の同社主要顧客に異議を唱えた。

 国際キャンペーンの一環として、クラウン工場で続いている紛争に抗議するために3回のデモが実施される。最初のストは1016日にクラウン本社がある米国フィラデルフィアで、2回目は1018日に同社の欧州本社があるスイスのバールで、3回目は1021日にトルコで行われる。

 その間に、USWとレイバースタートは共同キャンペーン・ページを開設した。カナダとトルコの労働者を支持してクラウン・ホールディングスのジョン・コンウェイCEOにオンライン抗議文を送るには、下記リンクをクリック

http://www.labourstartcampaigns.net/show_campaign.cgi?c=1978

 「クラウン労働者の不公正な待遇に終止符を打たなければならない」と、インダストリオール・グローバルユニオンのケマル・ウズカン書記次長は述べた。「もううんざりだ。カナダとトルコでこの問題が解決されるまで、私たちのキャンペーンは続く」

 

インダストリオール・リフト/エスカレーター会議

2013-10-09

スイス・ジュネーブ発

 リフト/エスカレーター製造労働者が条件改善に向けて団結した。

  

インダストリオール・リフト・エレベータ会議

11カ国のリフト/エスカレーター部門労働者20万人を代表する労働組合30団体が1078日にジュネーブで初会合を開き、この部門における労働組合ネットワークの強化を決定した。組合は労働条件改善と保護強化を要求している。

 同部門の最大手企業から参加した代表たちは、今後より熱心にネットワークを構築し、労働者の労働・生活条件に対する圧力に対抗することで合意した。

 参加者は、これは歴史的な会議であり、使用者に強力なシグナルを送る活動だと考えている。すべての大企業から労働者代表が集まり、使用者の圧力に対抗してネットワーク構築プロセスを開始する。

 この文脈において参加者は、さまざまな企業や国における最新の展開についても議論した。数日前にフランスで発表された解雇、スペインとコロンビア、オランダの状況について、ネットワークの決議が採択された。

議論の結果、4大陸の労働組合員は次の5項目から成る決議を採択した。

●労働強化と職場における圧力の高まりに対する保護の改善を要求する。

●この部門におけるあらゆる形態の不安定雇用を抑制し、同一労働同一条件、労働条件低下を伴う下請の禁止、偽装自営の強要禁止の原則を適用する。

●使用者に対し、労働災害や安全策の不足に対する保護の改善と、個々の従業員への責任転嫁の禁止を求める。

●世界共通の修理・保守基準を適用する。

●職業上の保護を改善するとともに、この産業で働くすべての人々に適切な訓練を提供し、従業員・利用者両方の安全向上を目指す。

 オーストリア最大の労働組合Pro-Geの会長でもあるインダストリオール・エンジニアリング部会のライナー・ウィンマー部会長が、次のように要約した。「企業がメンテナンス間隔の延長やプロセスの簡略化によってコスト削減の利益を得るためだけに、『自社』のエンジニアや労働者の健康や生命を危険にさらすようなことがあってはならない。同時に私たちは『ビッグ4』のみならず競合他社に対しても、特に賃金・労働条件の悪化を招く場合は、過度のアウトソーシングや下請を控えるよう要求する」

 代表たちは貴重な経験と事例も共有した。例えば、アメリカから参加したこの部門の同僚の報告によると、米国では、修理技術者をはじめすべての労働者が同じ労働条件を享受している。というのも、勤務先が有名ブランドか中小企業かにかかわらず、誰もが同じ労働協約に基づいて働いているからだ。

 いくつかの欧州従業員代表委員会からも、情報・協議方針の改善や参加国間の経験・情報交換について明るい徴候が報告された。

  しかし、なすべきことがまだ山積している――世界中の全従業員にとって安全かつ公正な労働・生活条件が、この部門の労働者全員のために達成すべき最終目標だ。これを達成するために、参加者全員がインダストリオール・グローバルユニオンとともにネットワーク構築努力を続行することを約束した。

 

自動車部門国際会議

2013-10-03

メキシコ・メキシコシティー発

  インダストリオールとフリードリヒ・エーベルト財団(FES)は、929日から103日までメキシコシティーで、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、日本の自動車労組とメキシコの組合の代表による会議を開催した。

 この会議には、フォルクスワーゲン・グループのアウディとMAN、フォード、GM、クライスラー、ABボルボ、ホンダ、日産(自動車総連が代表)、ボッシュ、マーレなど、メキシコに生産拠点があるほとんどすべての自動車会社のハイレベル代表が参加した。

 メキシコ側からは、上記各社のメキシコ工場の該当組合といくつかの独立組合(ホンダで承認を求めて闘っているSTUHM、自動車部品メーカー(PKC)の組織化に取り組むロス・ミネロスなど、自動車部門の労働者を代表する組合)が出席し、メキシコ経済にとって戦略的に重要なこの部門における労働組合化について激しい議論を交わした。

 この会議と同時に、いくつかのインダストリオール加盟組織が、すべての民主的な独立組合(ロス・ミネロス、SMECNTE教員労組、CNTFAT、ホンダなど)を含む進歩的組織とともに大規模な全国集会に加わり、連邦政府が提案するネオリベラル改革に反対するとともに、1968102日の悪名高い学生虐殺事件(Tlatelolco)を追悼したことに触れておく価値がある。

 自動車部門会議の目的は、国際参加者にメキシコの組合情勢に関する情報を提供し、メキシコでインダストリオールの活動を継続することだった。

 会議3日目に、国際参加者全員が「自社」工場を訪問し、現地の具体的な状況を理解した。続く4日目には再び会合を開き、さまざまな経験を共有・議論した。国外から参加した組合員の中には、すでに対応する組合と接触した者もいれば新たに関係を作った者もおり、いくつかの工場では真の組合が存在しないことがはっきりした。これらの工場では、使用者が真の組合の設立を阻止するために「幽霊」組合と協約を締結しており、労働者は通常、自分が疑似「組合」の強制組合員であることも、労働協約が存在することも知らない。

会合の終わりに以下のとおり決定・勧告した。

●グローバル企業ネットワークにまだメキシコの組合を招待していない場合は、可能な限り招待する。

GFA締結企業の経営陣と協力し、メキシコでも労働者が結社の自由に対する権利と団体交渉権を享受できるようにする。

●メキシコの組合代表に、組合本部を訪問して活動の実態を自分の目で見るよう勧める。

●ヨーロッパと北米の組合による合同セミナーを開催する。

●来年、2回目のワークショップを開き、進展や活動を評価する。

●インダストリオールおよびFESと緊密に提携して現地ネットワーク活動を実施する。

2013年にITUC/インダストリオール/TUCAハイレベル・ミッションがメキシコ政府とOECD/ILO提訴に関連して開始した作業を続行し、フォルクスワーゲンやボルボのような企業といくつかのメキシコの組合に、この社会的対話プロセスへの参加を勧める。

 並行していくつかの重要な会合も開かれた。例えば、コンチネンタル労働者の独立組合(SNTGTM)とUSW/インダストリオールとの会合、自動車総連および日本のホンダ労組とSTUHM(ホンダ・メキシコで労働者の組織化に取り組んでいるメキシコの組合)との会合(経営陣が組織化活動を理由にSTUHM指導部を解雇したホンダ工場の状況について議論)、自動車総連とロス・ミネロスとの会合、シウダードアクーニャのPKCの状況に関する概要説明、UAWと日産クエルナバカとの協議であり、公式会議後に、この部門の民主的な独立組合による会談も行われた。

 日本代表団は会議終了後、日本大使館などの機関との会談や視察も計画していた。

 閉会にあたって、ヘルムート・レンゼがインダストリオールの見解を表明した。「私たちは包括的な組織となり、さまざまな政治的・イデオロギー的・文化的信念や文化を尊重しながら活動する体制を整えるべきだが、常に2つの基本原則に従わなければならない。第1に、どの組合に加入したいかは労働者が自由に決定すべきこと、第2に、団体交渉プロセスは透明かつ労働者主導でなければならないことだ」