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第151号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2022年11月11日)

ベラルーシの独立労働組合解体との闘い

2022-07-22

【JCM記事要約】

  • ベラルーシ当局は、国内の独立労働組合の解体を進めており、7月18日に最高裁判所はインダストリオール傘下の団体を含む複数の労働組合の清算・解散を決定した。
  • インダストリオールはこの決定を無効と見なし、これらの組織の支援を続けている。また、投獄中の労働組合指導者・活動家15人の即時釈放、拘束された労働組合員を確認するための入国を許可すること、労働組合員と労働組合組織に対する進行中の裁判を監視できるようにすることなどを要求している。

 

2022年7月22日:ベラルーシ当局は、国内の独立労働組合を解体している。インダストリオールと加盟組織は、同国で独立組合と民主主義を擁護するために断固とした態度を取っている。
                                                      

最高裁判所は7月18日、ベラルーシ民主労働組合会議(BKDP)と、インダストリオール傘下の3団体を含むBKDP加盟組織4団体――ベラルーシ独立労働組合(BITUまたはBNP)、ベラルーシ無線・電子労組(REP)、ベラルーシ自由労組(SPB)、自由金属労組(SPM)――の清算・解散を決定した。

インダストリオールは、この決定を無効とみなし、加盟組織BITU、SPMおよびREPを支援し続けている。

緊急介入を求めるILO(国際労働機関)事務局長への書簡で、次のように述べた。

「インダストリオールは、この判決を最も強い言葉で非難し、これを認めません。組織的連続性を保証するために、ベラルーシの独立労働組合を引き続き支援し、全面的に支持していきます」

ベラルーシにおける独立労働組合の弾圧は政略的なものであり、民主主義ならびに民主主義的な制度に対する攻撃となる。合法的な結社の自由の権利の行使を理由とする労働組合指導者の逮捕は、基本的人権の重大な侵害となる。

インダストリオールは、投獄中の労働組合指導者・活動家15人の即時釈放を要求している。

  1. Aliaksandr Yarashuk――ベラルーシ民主労働組合会議(BKDP)会長。
  2. Siarhei Antusevich――BKDP副会長。
  3. Hennadz Fiadynich――無線・電子労組(REP)副会長。
  4. Vatslau Areshka――REP活動家。
  5. Mikhail Hromau――SPM協議会メンバー・書記。
  6. Iryna But-Husaim――BKDPメディアチーム役員、BKDP経理担当。
  7. Miraslau Sabchuk――SPM活動家。
  8. Yanina Malash――SPM副会長、組織化担当役員。
  9. Vitali Chychmarou――SPM協議会メンバー、労働監督官。
  10. Vasil Berasneu――REP会長代理。
  11. Zinaida Mikhniuk――REP副会長。
  12. Aliaksandr Mishuk――BITU副会長、JSCベラルーシカリのBITU会長。
  13. Ihar Povarau――ベラルーシ冶金工場(BMZ)のBITU活動家。
  14. Yauhen Hovar――ベラルーシ冶金工場(BMZ)のBITU活動家。
  15. Artsiom Zhernak――ミンスク自動車工場のSPM会長。

インダストリオールは、以下も要求している。

「ベラルーシ政府が緊急課題として、同国へのILOミッション、インダストリオール、ITUC(国際労働組合総連合)、その他のグローバルな労働組合組織を含む訪問者の入国を許可し、逮捕・拘留の状況と拘束された労働組合員の健康を確認できるようにすることを要求します」

加えてインダストリオールは、これらの組織が労働組合員と労働組合組織に対する進行中の裁判を監視できるようにすることも要求している。

「インダストリオール・グローバルユニオンは、迫害や拘留を気にせずに、いかなる状況下でも平和的集会・結社の権利、言論・表現の自由、出版の自由、公正な裁判を受ける権利、団結権・団体交渉権を行使するための闘いにおいて、ベラルーシの独立労働組合を支援・援助し続けるために尽力している」とケマル・ウズカン・インダストリオール書記次長は言う。

「ベラルーシ政府は方針を変更し、グローバルな民主主義の基準にコミットしなければならない」

疑わしい粗悪なフェイクニュースは、ベラルーシ当局による容赦ない攻撃の一部である。国家のプロパガンダ機構は、インダストリオール、ILOならびに全国組合に対する攻撃をエスカレートさせている。ベラルーシの国営テレビは、組合事務所の違法録画や不正に入手したインダストリオールのビデオなどの映像を放送し、腐敗した組合指導部というイメージを描き出そうとした。

これらの言語道断な人権・基本的労働組合権の侵害を十分に考慮に入れて、インダストリオールは加盟組織に対し、各国のベラルーシ大使館に連絡して要請文書を送付するよう求めている。

グローバルな労働運動が支援するレイバースタート・キャンペーンに署名し、共有してほしい。

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