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勝利! ナポレオン・ゴメスがインターポールの指名手配犯リストから削除

2013-04-11

 長年にわたる法的キャンペーンを経て、メキシコ・ロス・ミネロス指導者のナポレオン・ゴメスを国際刑事警察機構(インターポール)の指名手配犯リストに掲載し続けていたでっち上げの事件が、ついに決着した。

 ナポレオンは2006年にパスタ・デ・コンチョスでの産業殺人を激しく非難してから、企業・政府同盟によって迫害され、亡命先のカナダ・バンクーバーから組合を主導せざるを得ない状況に置かれてきた。インダストリオール・グローバルユニオンは、インターポールによるこの前向きな待望の決定を祝福している。これによってナポレオンはインダストリオール執行委員会に出席できるようになる。

 インターポール内部の官僚的手続きは長期に及び、国民行動党(PAN)の前右派政権によるナポレオン提訴をめぐり何段階もの調査が行われた。

 既報のとおり、並行して行われていた裁判で、第1巡回裁判所第1刑事合議法廷判事のフアン・ホセ・オルベラ・ロペス、ルイス・ペレス・デラ・フエンテおよびホセ・ルイス・ビリャ・ヒメネスは、インターポール・メキシコ支部にレッド・ノーティス(指名手配通知)の取り消しを命じる差し止め命令の発行を全員一致で決議した。

 インターポール本部の決定はメキシコ支部の決定を覆し、「ビセンテ・フォックスとフェリペ・カルデロンの歴代2政権はインターポール・メキシコ支部に対して権力を乱用し、ナポレオンの評判を傷つけて不法に国外追放するために事件をでっち上げた」というロス・ミネロスによる長年の主張を支持している。

 「メキシコ政府当局が政治的目的と非倫理的な大企業のために国際的手段であるレッド・ノーティスを悪用したとインターポール本部が判断したのは、すごいことだ」とナポレオンは述べた。

 ナポレオン・ゴメスの著書『尊厳の崩壊』が417日に世界に向けて出版される。インダストリオール・グローバルユニオンは同書の出版に興奮を感じ、全面的に支援している。

 ナポレオンは『尊厳の崩壊』で、裏切りや武力攻撃、殺害の脅迫、大統領レベルにまで至る政治連合に対抗して展開された組合の闘いを力強く描写している。

「ゴメスの話は憤慨の物語だが、希望の物語でもある。『尊厳の崩壊』はメキシコの労働者階級に対する不快なまでの不公正と許しがたい攻撃を暴露しているが、その中心にあるのは、生活のために働くすべての人々の基本的権利を代表するグローバルな労働者運動を求める熱意である」

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http://www.collapseofdignity.com/

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