広報ニュース

第196号インダストリオール・ウェブサイトニュース

USスチール工場の爆発で労働者2人が死亡

2025-08-13

8月11日にペンシルベニアのUSスチール工場で大きな爆発があり、労働者2人が死亡、10人が負傷した。


爆発の原因は調査中である。報告によると、事故発生時、労働者たちは日常的な作業を実施していた。

石炭をコークスに加工しているクレアトン・コークス工場では、ここ数十年間に何度か爆発事故があった。2009年に保守労働者1人が爆風で死亡し、翌年にも爆発により20人の労働者が負傷した。今年2月には、バッテリーの故障で可燃物の山が発火し、労働者2人が軽傷を負った。

USW第10地区責任者のバーニー・ホールは、今回の事故を受けて次のように述べた。

「USWはクレアトン工場の現場に労働安全衛生専門家などの代表を派遣し、状況を把握するとともに組合員を援助している。まだ事故の規模の大きさを見極めようとしているところだが、多数の労働者が負傷して治療を受けていること分かっている。近日中に関係当局と協力して徹底的な調査を確保し、組合員が必要な支援を受けられるようにする」

写真:クレアトン工場。提供:Joseph, Flickr

【原文記事URL】
Two workers killed in explosion at US Steel plant | IndustriALL

« 前のニュース