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インダストリオール・ウェブサイトニュース2013年第7号(2013年5月23~31日)

キャタピラー・ネットワーク会議

2013-05-27

世界五大陸のキャタピラー組合員がネットワークと連帯を強化

1352728日、英国イーシャーでキャタピラー・ネットワーク会議開く

キャタピラー・ネットワーク会議


 米国キャタピラー・グループの労働組合代表、職場委員および従業員代表委員40人が英国イーシャーでキャタピラーネットワーク会議を開き、労働組合ネットワークを強化した。会議では情報交換・経験交流をするだけではなく、USW(全米鉄鋼労組)の同志を代表して行動も起こした。

 このインダストリオール・キャタピラー・グローバル・ネットワークの労働組合代表は、全世界数千人のキャタピラー労働者を代表しており、ネットワーク活動を補強するとともに、世界中のキャタピラー従業員の労働・生活条件改善に向けた闘いへの確固たるコミットメントを再確認した。

 世界五大陸、ブラジル、ドイツ、オーストラリア、インド、アメリカ、イギリス、フランス、ベルギーから代表が集まり、キャタピラーで働く契約労働者・賃金労働者・第三者請負労働者間のグローバルな連帯の構築を特に約束した。

 ネットワークは以下の立場を確認した。

 「世界中のキャタピラー労働者は自分たちの仕事を誇りとしている。長年に及ぶ継続的な労働と犠牲がなければ、キャタピラーが役員報酬の増額や株主配当の発表にあたって自慢する記録的な収益・利益は達成されないだろう」

 「世界中のキャタピラー労働者の勤勉と献身のおかげで、キャタピラーは世界一の鉱業装置メーカーとなっている。そのような諸々の理由で、キャタピラー経営陣は、労働者による会社への貢献を認め、労働者の忠誠・技能・経験を尊重し、労働条件を引き下げようとする行動を控えなければならない。特に、契約労働をはじめあらゆる形態の不安定労働の不当な利用は容認されない」

 インダストリオール・キャタピラー・グローバル労働組合ネットワークのデニス・ウィリアムズ議長は、会合で下された結論を要約して次のように述べた。

 「世界・国家・工場各レベルのキャタピラー経営陣は、私たちが代表する労働者が同社の最も貴重な資産であることを認めなければならない。キャタピラー経営陣は従業員に対する態度を変えなければならない」

 この会合では、過去数年このネットワークとともに行動したインダストリオールのアンヌ=マリー・ミューロー担当部長が、ネットワークを離れた。代議員は、アンヌ=マリーがこのグローバル・ネットワークのために献身的に、常に迅速に動いてくれたことに謝意を表明した。

 

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