広報ニュース

第205号インダストリオール・ウェブサイトニュース

アジア太平洋の青年、インダストリオールの新しい青年機構を支持

2025-12-15

アジア太平洋地域の若い労働組合員は、2026年のグローバル青年委員会設置に至る第4回大会の青年関連規約修正に心からの支持を表明した。


12月11日のアジア太平洋バーチャル青年フォーラムで45人の労働組合員が、インダストリオール執行委員会での青年代議員2人の議席配分により、青年が意思決定プロセスに参加できるようになることを認めた。会合や訓練の若者参加率30%目標も、インダストリオールで青年の地位を高める。

若い組合指導者たちは、規約に基づく地域会合、能力強化活動、プロジェクト訓練への参加経験を共有。現在の2つのサブリージョナル青年作業部会が、青年が自分たちの問題や課題、ビジョンを交換する場となっていることに感謝した。

参加者たちは、アジア太平洋地域青年委員会を設置できることを楽しみにしており、若年労働者が直面する困難な課題に関する相互交流や連帯行動の効果的なプラットフォームを構想している。

若い労働組合員は、不安定雇用、契約労働化の横行、低賃金、気候変動、急速に変化する仕事の世界に対するキャンペーンの継続を約束した。

12月10日にインダストリオール東南アジア・東アジア・太平洋(SEA2PAC)青年作業部会のバーチャル会議も開かれた。

インダストリオール南アジア地域事務所のアシュトシュ・バッタチャリア所長が次のように述べた。

「若い労働組合員は労働運動の未来であるのみならず、今日の労働運動の強さでもある。全部門にわたってディーセント・ワークや平等、公正を求めて闘う中で、若者の声を中心に据えなければならない。若者の視点は2021〜2024年に強く認識され、11月の大会で活発に討議された。私たちは力を合わせて、今後とも、公正な未来に本当に備える運動を構築していく」

【原文記事URL】
Asia Pacific youth endorse IndustriALL’s new youth structure | IndustriALL

 

ルノー・モロッコで労働協約

2025-12-16

ルノー・モロッコは先週、カサブランカとタンジールでインダストリオール加盟組合――Syndicat Nationale des Industries de la Métallurgie et Electromécanique – SNIME-CDT、La Confédération démocratique du travail (CDT)およびFédération Nationale de la Métallurgie et des Industries Synthétiques Métallurgiques et Electroniques – FNMISME – UMT Union marocaine du travail (UMT)――と3本の労働協約を締結した。


調印式では、Younes Sekkouri経済統合・中小企業・雇用・技能大臣とRiadh Mezour産業・貿易大臣が進行を取り仕切り、ルノー・モロッコのMohamed Bachiri最高経営責任者が出席した。Miloudi Moukharik書記長率いるUMT労働組合代表団と、Khalid Alami Houir書記長率いるCDT代表団も出席した。

この協約は、労働者の給付と労働条件を改善する。約1万人の労働者の利益を促進して会社の発展を確保するうえで、継続的な対話が重要であることも強調している。協約には、公正な移行に関する新しい条項も盛り込まれており、特に継続的な訓練と技能習得を通して雇用保障を確保し、現代技術やオートメーションに適応するための措置が挙げられる。

協約の対象は、カサブランカのSOMACA工場のCDT傘下労働者とタンジールのルノー工場のUMT傘下労働者で、両工場は3回連続で協約を更新している。初めて労働協約を結んだCDT傘下のルノー・コマース・モロッコ労働者も対象となる。

インダストリオールはルノーとグローバル枠組み協定を締結している。この協定を通してルノーは、サプライヤーと協力して労働者・労働組合の基本的権利に従うようにすることを約束している。この問題は、2024年、2025年に開かれたモロッコの組合とルノー経営陣との何度かの会合と、インダストリオール・ルノーMENA組合協議会で取り上げられた。インダストリオールは現在、モロッコのルノー事業で、同社および組合と連携して公正な移行に関するプロジェクトも実施している。

Younes Sekkouri雇用大臣は次のように述べた。「この協約は、労働者の権利と同社のニーズとのバランスを取るためのモロッコの取り組みを反映している。私たちは同社での継続的な社会的対話を評価している。これは同社の成功に必要不可欠な人的資本に影響を及ぼすからだ」

Riadh Mezour産業・貿易大臣はこう語った。「これらの協約の目的は、確固たる明確な社会的枠組みを確立し、従業員の権利と利益を保証するとともにグループ内の労働条件改善に貢献することだ。ルノー・モロッコによるこの戦略的な動きは、自社の社会モデル強化への確固たるコミットメントと、モロッコの産業システムの持続可能性と有効性に対する同社の新たな信頼を反映している」

Miloudi Moukharik UMT書記長が述べた。「労働者の権利を支えるうえで重要であることから、UMTは工場開設時から一貫して労働協約を要求してきた。労働法は最低限の社会的基準を示しているため、労働協約は労働者の状況を改善するために必要だ。この模範的な労働協約を誇りに思う。この協約は労働者と労働者代表、経営陣との関係を立て直すだろう。この重要な協約に対応して、組合事務所と人事部は、労働者に生産性向上の動機を与え、モロッコ製自動車の品質を確保する必要がある」

Khalid El Alami Houir CDT書記長は次のように述べた。「締結された労働協約は、同社と従業員の関係の構造の質的変化を示している。この協約は、労働者の権利保護の強化を保証しつつ、従業員の権利だけでなく、会社のニーズと国家・国際レベルの競争力要件も同時に考慮に入れている。責任ある永続的な社会的対話は、そのような労働協約に到達するうえで重要な要因だ」

ルノー・タンジール労組−UMT書記長で、Fédération Nationale de la Métallurgie et des Industries Synthétiques Métallurgiques et Electroniques – FNMISME – UMT役員のMohamed Bouchmalが述べた。「この協約は従うべき手本を示しており、私たちは他社にも同様の協約を結ぶよう呼びかけている。なぜなら労働協約は、労働法の欠陥を補えるようにし、労働者が新しい社会的給付を得られるようにするからだ。インダストリオールとルノーの枠組み協定は、持続可能な社会的対話を定めている現行労働協約の重要な基礎を作った」

ルノー・カサブランカSOMACA労組-CDT書記長で、Syndicat Nationale des Industries de la Métallurgie et Electromécanique – SNIME-CDT書記長のMohamed Moufidが次のように述べた。「この協約は、社会的対話の歴史における画期的な出来事であり、同社での社会的対話の強さと責任あるパートナーシップの精神を反映している」

アトレ・ホイエ・インダストリオール書記長は次のように述べた。

「世界の自動車産業は、雇用と労働条件に影響を及ぼす大きな転換を経験している。この重要な成果に関わった労働者と組合、その他すべての関係者を祝福する。この成果は、そのような転換に取り組み、真の社会的対話を通して賢明に管理されており、社会と経済のバランスを保つ協約をもたらしている」

【原文記事URL】
Collective agreements at Renault Morocco | IndustriALL