新着情報(労働リーダーシップコース)

第44回労働リーダーシップコースが閉校

2013年01月30日

冬の京都で研鑽に励み、42名が無事修了

閉校式で平田校長から修了証を
授与される受講生

受講生を代表して答辞を
述べる柿沼級長

 金属労協(JCM)が主催する第44回労働リーダーシップコースは、1月15日から京都・関西セミナーハウスで開校したが、1月26日(土)閉校式を迎え、受講生42名全員が、平田哲校長から修了証を授与された。受講生は11日間にわたり、組合戦略論、労使関係論、国際労働運動論、労働法をはじめ、国際経済論、労組のための財務分析入門、職場のメンタルヘルスなど16に及ぶ体系的な講義と特別講演「経営と人間」(井上ダイキン工業会長)を学ぶと共に、4つのゼミナールに分かれ、4回にわたる担当教授の指導のもとでのゼミナールを通じて、産別・単組の枠を超えて金属ものづくりという共通の土俵で、職場や組合における課題について経験交流と解決策について徹底論議した。25日には全体でゼミナール発表を行いゼミの成果を全員で分かち合った。閉校式では、八田名誉校長(同志社大学学長)をはじめ平田校長、若松金属労協事務局長、ゼミを担当された香川副校長、石田・冨田・上田各同志社大教授がそれぞれはなむけの言葉を贈った。最後に受講生を代表して級長を務めた柿沼聡さん(本田技研労組埼玉支部)が、コースで学んだ成果をこれからの活動で活かすと共に、42名の友情の絆を更に深くしていくことを誓った答辞を述べ閉校した。第44回までの修了生は計1504名となった。なお、次回第45回は本年10月に関西セミナーハウスで開校予定。→第44回労働リーダーシップコース報告(機関誌JCM2013年春号から)