大会議長団登壇挨拶【西野ゆかり大会議長】

  慣例に従いまして、登壇に当たり、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
 来賓の皆様が大勢いらっしゃる前ですが、きょうは少しだけ我がJCを自慢したいと思います。
 私は、このIMF−JCが大好きです。日本のものづくりを支える誇り高き金属マン、そして、金属ウーマンたちが運動を堂々推進していく勇ましい姿、日本の労働運動がどうしたらより良い方向に行くかを真剣に考えるまじめな姿、信念は必ず貫こうとする毅然とした姿など、私は、このJCにほれ込んでおります。
  そして、その強さの中にも仲間を大切にする心、強い絆、連帯の絆はどんな組織にも負けないのではないかと自負しております。これまで長く苦しい時期もありましたが、どんなに厳しいときでも、JCにはいつも温かい風が吹いていたと感じております。そのような気風はものづくり現場で一生懸命に働く人たちがまじめにこつこつと積み上げてきたものづくり魂が土台にあって育まれた気風であり、この伝統は何としても私たちが守っていかなければいけないと考えています。
 私は、自分がそうしたJCの一員であることを誇りに感じながらも、この第45回定期大会で大会議長をさせていただくことをこの上ない喜びに感じております。大変不慣れで、また、ふつつか者ではございますが、一生懸命務めさせていただきますので、どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。(拍手)