結成40周年記念レセプション  来賓挨拶3

新しい時代にふさわしい労働運動の展開に期待
坂口 力厚生労働大臣

きょうは、金属労協40周年祝賀会にお招きをいただきまして、心からお礼を申し上げたいと思います。また、心からのお祝いを申し上げたいと存じます。
 40年といいますと、人生も40歳というのはまことに働き盛り、一番あぶらののりきったところでございますから、これからさらに大きな活躍をされるものと、心からご期待を申し上げているところでございます。
 過去を振り返ってみましたときに、金属の職場で働かれる皆さん方を結集されただけではなくて、現在のこの連合ができ上がりますその大きな先導役を務められたと私は思っておりまして、今日までの大変大きなご活躍に心から敬意を表したいと思います。
 金属の職場で働かれる皆さん方だけではなくて、広く多くの皆さん方に声をかけられて、そして、立派な労働運動を展開されてきました。もちろん、労働問題について、いろいろの角度から取り組まれましたが、それだけではなくて、いわゆるものづくりをする人たちの問題に取り組まれ、皆さん方が取り組まれたことが、国会のほうにも皆さん方のご意見が反映をされて、法律もでき上がった。それは皆さん方のお力添えあってのことだと思っている次第でございます。
 先ほど、ご紹介がございましたけれども、今日まで大変なご努力をされて、今日を築かれました鈴木前議長さんが大変大きなお力を発揮されましたが、勇退をされるということでございまして、鈴木さんに心からのお礼を申し上げたいと思いますし、今後もまたご活躍をいただきたいと存じます。
 そして、新しくここに出発をされました古賀新議長をはじめ、副議長、事務局長の方々が、ひとつ力を合わせていただいて、新しい時代にふさわしい労働運動を展開していただくことをご期待申し上げる次第でございます。
 政府といたしましても、できる限り、皆さん方にご協力を申し上げたいと思いますし、また、皆さん方のお力添えを心からお願いを申し上げる次第でございます。
 まことに簡単でございますけれども、本日の皆さん方の新しい出発に、心からのお祝いを申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。
 ありがとうございます。(拍手)