IMFニュースブリーフ
IUE-CWAがGEでストライキへ
会社側による従業員医療費の一方的増額に反対して、2日間の同盟罷業を実施する。


アメリカ
:国際金属労連(IMF)に加盟する全米通信労組=全米電機労組(IUE-CWA)は、明日(1月14日)午前12時01分、ゼネラル・エレクトリック(GE)に対して全国ストを開始する。この米国系多国籍企業で30年以上ぶりの全国規模の同盟罷業となる。
 IUE-CWAによれば、この2日間の労働行為は、2003年1月1日にGEが現役組合員と退職組合員の両方に不平等かつ不当な医療費を押しつけたことに対する報復である。同労組の主張では、労働側は医療費給付を守るために前回の団体交渉で少なめの賃上げ幅を受け入れたが、GEは過去最高の利益を上げていながら、今回4,000万米ドルの医療費を労働者に転嫁しようと試みている。GEの純利益は2001年に141億ドルに達し、2002年には160億ドルになると予想される。
 現役組合員1万4,000人を擁する同社最大の組合IUE-CWAには、GEとの団体交渉で全国ストを実施する権利があり、GE合同交渉委員会を構成している他の国内組合14団体(IMF加盟組織の全米機械工労組(IAM)、全米自動車労組(UAW)、全米鉄鋼労組(USWA)、全米板金工労組(SMW)など)はピケラインを尊重する。各組合は未解決の苦情をめぐって同時ストを実施し、その他の連帯行動にも参加する予定である。
 マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は、ジェフリー・イメルトGE会長兼CEO宛の抗議文の中で、IMFとその加盟組織はIUE-CWAの立場を全面的に支持し、「今回の行動において、IUE-CWAをはじめとするアメリカのGE関連労組を可能な限り援助するつもりだ」と述べた。アメリカは国家医療制度がない数少ない先進国の一つなので、マレンタッキ書記長はGEに対し、「労働者への負担を重くしようと試みるのではなく、国内組合と協力して問題の合理的な法的解決策を探し求める」ことを強く促した。IMFは全世界の加盟組織にも、GEに抗議文を送るよう求めている。
 IUE-CWAとGEとの次期労働協約をめぐる交渉は、2003年5月に始まる予定。現行の3年協約は6月15日に失効する。
[2003年1月13日]