IMFニュースブリーフ
祝メーデー
あらゆる場所の労働組合員全員が、国際連帯の強化と持続可能な平和を目指す努力の支援に責任を負っている。

ジュネーブ/全世界
:マルチェロ・マレンタッキ国際金属労連(IMF)書記長は、今年のIMFメーデー・メッセージの中で、グローバルな労働組合連帯の重要性を強調している。多くの要因によって、これまでになく世界が分裂している今、すべての労働組合が結びつきを強化し、各国が持続可能な平和を目指して努力するうえで援助する責任を負っている、と書記長は主張する。
 「至るところの労働者が非常に厳しい状況に置かれ、懸命に苦闘しているのだから、国際労働組合運動は全世界で総力を結集しなければならない」とマレンタッキ書記長は言う。「経済危機に見舞われ、すでに達成された権利を守るために闘わなければならない労働者もいる。団結権や団体交渉権といった基本的権利を獲得するための闘いを続けている者もいる。多くの労働者が、自分の国で民主主義を確立するために闘っている」
 5月1日には、どこに住んでいるか、どんな仕事をしているかに関係なく、皮膚の色や信条にも関係なく、すべての労働組合員が街頭で行進し、普遍的な価値観を表明する責任を負う。「この日を利用して、すべての国境を越えて私たちが素晴らしい運動であることを示そう」とマレンタッキ書記長は宣言した。
 書記長のメーデー・メッセージ全文は、IMFウェブサイト(www.imfmetal.org)のオピニオン・コラムを参照のこと。
[2003年4月28日]