IMFニュースブリーフ

IGメタルが新指導部を選出

ユルゲン・ペータース氏とベルトルド・フーバー氏が、それぞれ会長職、副会長職を引き継ぎ、向こう4年間にわたってドイツの金属労働者を先導することになった。


ドイツ
:ドイツの金属労組IGメタルを代表する592人の代議員は、8月31日にフランクフルトで開かれた2003年大会の第1セッションで、ユルゲン・ペータース新会長を選出した。同労組の前副会長であるペータース氏は、全票数の3分の2の過半数に相当する66.1%の得票率を得た。59歳の同氏は、2007年に予定されている同労組の次期大会までの1期、会長を務めると予想される。
 得票率67.1%でIGメタル副会長に選出されたのは、同労組の前バーデン=ヴュルテンベルク地区責任者で53歳のベルトルド・フーバー氏である。
 新たに選出されたIGメタル会長は、ドイツ社会民主党のゲアハルト・シュレーダー連邦首相が提案する社会・経済改革パッケージに非常に批判的であることで知られる。ペータース氏によれば、「アジェンダ2010」と呼ばれる同プログラムは、ドイツ経済をさらに抑圧するだけで、追加的雇用を創出するものではない。特に、この改革案は失業給付を削減するとともに、企業が労働者を解雇しやすくすることを見越している。ペータース氏は、ドイツ社会民主党は自らのルーツを放棄したと批判し、IGメタル組合員に「もっと政治的になる」よう促している。
[2003年9月1日]