IMFニュースブリーフ

イギリスが家庭用パソコンの普及を推進

イギリス政府は、コンピューターとインターネットの利用促進が経済を後押しすると考えている。


イギリス:
運輸一般労働組合の報告によれば、イギリス政府は家庭でのコンピューター利用者数を増やすイニシアティブを開始した。政府の計画によると、個人で使うために家庭用パソコンの取得を希望する労働者は、最高で小売価格の40%の値引きを受けることができる。
 同労組の話では、官民両部門の従業員は、インターネット・プロバイダーに加入して税額控除を受けられるようにすることを奨励されている。この免税によってイギリスの労働者は、家庭用パソコン機器を大幅な割引価格で購入することができる。
 同様のイニシアティブは、コンピューター/インターネット利用率が最も高い国と考えられているスウェーデンで大成功を収めた。イギリス政府は、コンピューター・アクセスによって個人が新しい技能を身につけたり関心を持ったりし、コンピューター利用の拡大は経済全体を後押しすると考えている。
 イギリスでは全国の地域社会にオンライン・センターがあり、人々がコンピューターやインターネットの使い方を覚えられるよう手助けしている。
[2004年1月12日]