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「ヤオ・フシンとシャオ・ユンリャンを釈放せよ」

IMFは、健康上の理由で中国の刑務所からヤオ・フシンとシャオ・ユンリャンを即時釈放するよう求める運動に参加した。


ジュネーブ:
国際金属労連(IMF)は今日、中華人民共和国の法務大臣に書簡を送り、急を要する健康上の理由で独立金属労組活動家ヤオ・フシンおよびシャオ・ユンリャンの即時釈放を要求した
 両名は2002年3月から拘留され、労働者による集団での抗議行動で役割を果たしたことを理由に、2003年5月にヤオ・フシンは7年、シャオ・ユンリャンは4年の実刑判決を受けた。2人は、主に合金鉄工場から解雇された労働者1万人が北東部の遼陽市で民衆デモを実施し、未払いの賃金・年金の支払いを要求したあとに逮捕された。
 現在、両名は重病にかかっているが、相変わらず非常に厳しい条件のもとで投獄されている。マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は、国際自由労連(ICFTU)、他のグローバル・ユニオン・フェデレーション、国際人権機関とともに、中国の法律に従って健康上の理由でヤオ・フシンとシャオ・ユンリャンを釈放するよう中国政府に要求した。
[2005年1月28日]