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ラホールの街頭で労働者が抗議

パキスタンの労働者は、不法な解雇、低賃金、労働組合活動に対する制約に反対して集会を開いた。


パキスタン:
全パキスタン労連(APTUF)は1月9日にラホール・プレス・クラブ前で集会を開き、TRIPPLLE EMおよびCRESCENT BAHUMANの繊維工場、アド・パック・プリンティング・プレスをはじめとする産業部門における組合役員・活動家の不法な解雇に抗議した。
 APTUFは2日後にもラホールのさまざまな工業地域で集会を開き、産業労働者と政府職員の賃上げの拒否を非難した。これらの労働組合活動は特殊警察部隊の導入にもかかわらず実施され、警察隊は今も街頭での労働者の集会を禁止しようとしている。
 グルザール・アフマド・チョーダリー(Gulzar Ahmed Chaudhary)APTUF書記長は集会で発言し、高インフレ、労働組合活動に対する制約、政府による経済的苦難の緩和の失敗について深い懸念を表明した。
[2005年1月15日]