IMFニュース・ブリーフス
GM労働者が24時間スト

3月10日、ポルトガルのGMアザンブジャ工場で働く労働者が、IMFとEMFの支援を受けてストライキを実施し、工場と工場を競わせるのをやめるよう同社に要求した。


ポルトガル:
アザンブジャ(ポルトガル)のGM工場で働く労働者は昨日(3月10日)、労働時間の柔軟性に関する不公正な提案と、わずか2%の賃上げ提示に抗議して24時間ストを決行した。
 経営側は、またしてもGM各工場の労働者同士を競わせようとし、今回はアザンブジャ工場の生産労働者850人に「経営側の要求が受け入れられなければ工場の将来が危機にさらされる」と伝えた。
 欧州金属労連(EMF)は声明を発表し、アザンブジャ工場の労働者とその組合FEQUIMETALによるストを支援した。IMFも、「GMは2004年12月8日に締結された欧州枠組み協約の約束を尊重するとともに、従業員代表と誠実に協力して、すべてのGM事業所が今後も存続できるようにするために、財政的に持続可能で社会的に責任のある解決策を見つけるよう努力せよ」というEMFの要求を支持している。
 「FEQUIMETALは、GM経営陣との公正かつ公平な協約を達成するために、すべての場所で金属労働者を全面的に支援している。工場閉鎖や雇用削減、職場保護の弱体化をちらつかせて威嚇することによって、そのような協約の締結を押しつけることはできない」とマルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。
[2005年3月11日]