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IMFがネパールに関する抗議に参加

IMFはネパールに関する国際行動日を支援し、労働組合指導者の即時釈放と民主的統治への復帰を要求した。


ジュネーブ:
IMFは3月22日、ネパールに相変わらず民主主義と人権が存在しない状況に対する世界規模の抗議に参加した。2月1日の国王による内閣解散以降、ネパールの労働組合運動は人権・労働組合権侵害の犠牲となっている。数人の労働組合活動家が逮捕され、病身でありながら拘留されている者もいる。その他の活動家も、逮捕されないように身を隠すことを余儀なくされている。
 ブライアン・フレドリックスIMF書記次長は、国連本部のネパール政府代表部に抗議し、労働組合指導者の即時釈放を求めるIMFからの書簡を送った。この書簡の写しはIMFウェブサイトで入手できる。
 ネパール情勢は、来週開かれるIMFアジア太平洋地域会議の議題にも盛り込まれており、この会議にはIMFに加盟するネパール工場労働会議の代表が出席する予定である。
[2005年3月22日]