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アサルコ労働者を支援する連帯スト

メキシコ鉱山・金属労組と全米鉄鋼労組は、グルポ・メヒコが労働者と組合に対して取った行動に抗議する労働組合連帯行動を発表した。


メキシコ:
グルポ・メヒコがアリゾナ州トゥーソンの同社子会社アサルコ(American Smelting and Refining Company)で全米鉄鋼労組との新しい労働協約の取り決めに同意しなければ、およそ4,000人の労働組合活動家が8月12日に連帯ストライキに参加する。アサルコ労働者は1カ月前からストライキに入っている。
 この行動は、8月3日(水曜日)にメキシコ鉱山・金属労組の第1支部、第65支部および第66支部(ソノラ州カナネア)、第207支部および第298支部(同州ナコサリ)、第207支部第1分会(同州アグア・プリエタ)が、全国執行委員会(NEC)と一般自警・司法協議会(General Vigilance and Justice Council)に対して発表した。
 テリー・ボンズとマヌエル・アーメンタが率いる全米鉄鋼労組(USW)が、8月9日にアリゾナ州トゥーソンのUSW本部で記者会見を開くことも発表された。同労組は、労働組合による共同連帯行動、グルポ・メヒコとの間で発生している問題、ジャーマン・ラレア・モタ・ベラスコ氏が会長を務める同グループの好ましからざる行為について発表する予定である。
 一方、両国の労働者は、ソノラ州(メキシコ)の第65支部、第207支部、第298支部および第207支部第1分会を積極的に支援し、グルポ・メヒコに「労働組合の内部問題に干渉せず、ソノラ州の社会・労働平和を乱す危険のある混乱・分割工作をやめ、腐敗した謀反人や当局に組合員の利益に反する行動を起こさせるための資金供給を中止する」よう要求していくことを決定した。
 労働者たちは、全国執行委員会に対する攻撃の責任者を相手取った訴訟を含めて、2件の刑事訴訟を起こすことに同意した。「この提案は、労働組合が連帯と世界統一の精神に則って団結し、ラテンアメリカと全世界で労働者全員の雇用権をよりよく、より決定的に擁護し、労働者の心をつかむことを目指すものだ」と、ソノラ州のインダレシオ・ペレス・モロネスNEC代表は説明する。
 「グルポ・メヒコの方針は不合理かつ無分別で間違っている。上半期に8億ドルを超える利益を上げていながら、労働者の諸権利を攻撃し、闘争を引き起こそうとするなど許されない」と、この組合指導者は主張した。
 この労働組合による国際連帯戦略は、今年の6月21日に労働組合がグルポ・メヒコ関連各社の組合員とともに実施した世界連帯の日の枠内で策定された。関連組合はIMF加盟組織であり、このイニシアティブはアメリカの鉄鋼労働者を支援するための行動の一環として、アメリカ−メキシコ国境でのストとデモに始まった。
 このストライキ開始の1カ月ちょっと前、1,500人のアサルコ労働者が不当労働行為に抗議して、また会社側が増益にもかかわらず新しい労働協約の取り決めを拒否したことに抗議して、ストを実施した。
 今年の第2四半期に、世界第3位の銅メーカーであるグルポ・メヒコの純益は、1億9,700万米ドルから2億6,100万米ドルに増え、2004年比32%増を達成した。同四半期、アサルコは900万米ドルの純益を上げ、銅生産量は前年同期比53%増の4万6,847メートルトンに達した。
[2005年8月6日]