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組合がボーイングへの圧力を強化

オーストラリア連邦議会での新労働法可決を受けて、ボーイングでスト実施中のAWU組合員は、労働協約を求めて同社に圧力をかけ続けている。


オーストラリア:
オーストラリア労組(AWU)は、現在ウィリアムズタウンでスト実施中の従業員25人との労働協約交渉を求めて対ボーイング・キャンペーンを展開しており、11月17日、この運動の一環としてテレビ広告を開始した。
 ニューサウスウェールズ州のウィリアムズタウン・オーストラリア空軍基地でボーイングに雇用されるAWU組合員は、会社側が労働協約交渉を拒否した問題をめぐり、170日間にわたってストを実施している。  労働側は、法的に実施可能な団体交渉権を規定していない新労働法に基づき、ボーイングで見られる事態がオーストラリア中に広がることを懸念している。
 オーストラリアのテレビで流されている広告は同社に対し、労働者と交渉して労働協約を取り決めるよう求めている。
 このテレビ広告は、AWUウェブサイト(http://www.awu.net.au/national/campaigns/boeing/info_1132187789_1907.html)で見ることができる。
 一方、アメリカではカリフォルニア、アラバマ、フロリダ各州にあるボーイングのロケット・宇宙・防衛施設で、1,800人の労働者が今もストを続けている。これらの労働者は全米機械工・航空宇宙労組(IAM)に加盟しており、団体交渉で経営側が提示した譲歩案を拒否したのち、ストに踏み切った。
[2005年11月23日]