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南アフリカのBMWで争議

NUMSAはBMWに対し、南アフリカ共和国ロスリンの同社工場で労働者の諸権利を尊重するよう要求した。


南アフリカ:
IMF加盟組織の南アフリカ全国金属労組(NUMSA)は、南アフリカ共和国ロスリンのBMW工場経営陣に対し、労働者の諸権利を尊重するとともに、契約・臨時労働者の利用について誠実に交渉するよう要求した。
 同工場で進行中の争議の焦点は、会社側が、監督労働者が自ら選んだ組合に加入するのを認めようとせず、主要事業を大規模に外注しようとしていることだ。
 またNUMSAは、会社側が組合の立場を弱めようと、組合役員による工場への立ち入りを認めず、同労組の地方・地域指導部を適切に承認していないことも懸念している。
 NUMSAは、同工場で働く監督労働者の結社の自由の問題を解決する手段として、BMWが締結した国際枠組み協約の規定を引き合いに出している。

[2006年4月25日]