IMFニュース・ブリーフス
IFA世界会議

IMF加盟組織は9月に会議を開き、国際枠組み協約の今後の方向性に検討を加える。


全世界:
IMFは9月26〜27日、ドイツのフランクフルトで国際枠組み協約(IFA)の今後の方向性に関する会議を開く。

 IFA世界会議に参加する代議員は、次のような問題に検討を加えるよう求められる。

●IMFは、どれくらいの水準の協約への署名に同意すべきか。
●交渉段階で国際連帯を構築するには、どうすればよいか。
●IMFは、特定企業をIFA締結のターゲットにすべきか。
●IFAの実施から、どのような成果が得られると期待するか。
●どうすれば企業にIFAの条件を守らせることができるか。

 IFAは多国籍企業と労働組合がグローバル・レベルで取り決める。ターゲット企業とそのサプライヤーの全事業所で労働者の基本的権利を保障するために、世界規模で適用される協定書である。

 この会議はIMF執行委員会に勧告し、IMFが今後、IFAの交渉・締結・実施・執行に取り組むうえでの指針を示す。

 この会議のために、IFAが取り決められた歴史的・政治的背景を紹介し、現在までのIFA利用状況に関する実用的な情報を提供する背景報告書が作成された。背景報告書をはじめとする会議資料は、IMFウェブサイト(www.imfmetal.org/ifa)に、すべてのIMF関連言語で掲載されている。

[2006年8月15日]