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2006年購買力調査を発表

IMFは、さまざまな消費財の購入に必要な労働時間を国際的に比較する報告書を発表した。


ジュネーブ:
IMFは『労働時間でみた賃金購買力』の2006年版を発表した。この報告書は、2005年の時間当たり純賃金に基づき、世界中の金属労働者の購買力を調べたもの。60カ国を超える国々の購買力を調査し、衣類、食品、家賃、その他の基本的経費をはじめ、多様な消費財の購入に必要な労働時間を示している。
同じ質・量の仕事をしている労働者間に見られる生活水準の違いや、収入の購買力の格差に起因する違いに焦点を当てている。
180ページを超える図表や注釈で66カ国、7産業部門、約32種類の製品を取り上げており、読者は膨大な数の比較を行うことができる。
『2006年版・労働時間でみた賃金購買力』は英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語で発行されている。IMFウェブサイトの「出版物」コーナーで、上記各言語のPDF版をダウンロードできる。


[2007年1月8日]