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IMF、WSFで持続可能な開発のための雇用を要求

1月23日のナイロビ世界社会フォーラムで、質の高い雇用に関する議論が行われる。


ナイロビ:
IMFはケニア・ナイロビの世界社会フォーラム(WSF)で、質の高い雇用と持続可能な開発との関係に焦点を当て、1月23日午前8時30分〜11時に行われる討議(会場:22 IN Lower)を主催する。
このIMF主催の討議で、参加者は、質の高い雇用に一貫して焦点を合わせる貿易・投資・金融政策の必要性に検討を加え、雇用の創出と保護を多角的政策の主な優先事項にしなければならないことを主張する。
「発展途上国であれ先進工業国であれ、すべての国々の男女は、文化的・経済的・社会的差異に関係なく、職場で基本的な民主的保証・保護を享受する同一の権利を有する」という考え方に基づいて対話を行い、質の高い雇用は基本的人権であり、貧困から脱出する唯一の道であることを強調する。
WSFでは、国際労働組合総連合(ITUC)、欧州労働組合連合(ETUC)、国際自由労連アフリカ地域組織(ICFTU−AFRO)などの調整により、「人並みの生活のためのディーセント・ワーク」キャンペーンも開始される。
WSF 2007に関する詳しい情報については右記サイトを参照:www.wsf2007.org
最新情報:世界社会フォーラムでのIMF活動は、会場のダブルブッキングが原因で中止された。


[2007年1月18日]