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インドネシアの労働者、未払賃金を求めて闘争

IMFはインドネシア大統領に対し、労働者のために介入するよう強く要請した。


インドネシア:IMF加盟組織インドネシア金属労連(FSPMI)の労働者1,300人が、PTリバテックを相手取り、インドネシアの労働法に規定される4カ月分の給料と解雇手当の未払分を求めて闘っている。
PTリバテックの所有者であるゴー・シン・ヒン氏は、バタム島の工場を閉鎖してマレーシアに移転させた。同氏は、労働者との間で未払問題を解決することを拒否している。
IMFはスシロ・バンバン・ユドヨノ・インドネシア大統領とアブドゥラ・バダウィ・マレーシア首相に嘆願書を送り、問題解決に尽力するよう強く要請した。
「IMFは、労働者とその家族の福祉に関して深く懸念しており、貴殿がゴー・シン・ヒン氏に対し、すべての未払残高の即時かつ公正な支払いを促すよう求める」と、マルチェロ・マレンタッキ書記長は2人の国家元首に要求した。
IMFはFSPMIからの情報で、PTリバテックが債務を支払うどころか、労働者を攻撃して威嚇するために警察や軍隊を利用したことを知った。この行為は、労働者に4カ月分の給料とボーナスを支払うべしというインドネシア労働裁判所の判決に真っ向から逆らっている。
FSPMIは闘争の続行を計画しており、今月ジャカルタの大統領官邸前でデモを行う予定である。

[2007年6月5日]