IMFニュース・ブリーフス

セロ・マトソの労働者が結集

このニッケル鉱山で働くコロンビアの労働者は、臨時労働者の賃上げと無期限の雇用契約を支持してストライキを続けている。


コロンビア:セロ・マトソの労働者とモンテリバーノの地域住民は、労働条件改善を求めるストライキを支持して、3月16日(日)に再びデモ行進を組織した。

このニッケル鉱山でのストライキは2月27日、組合が提示した案を会社側が拒否したあとに始まった。

関連組合のSINTRACERROMATOSOはプレスリリースを発表し、次のように述べた。「この行進の目標は、多国籍企業BHPビリトンが所有するセロ・マトソに圧力を加え、労働協約の対象となる労働者の範囲(Campo de Aplicacion)、保健サービスに関する方針、教育・賃金・協約など、重要な問題をめぐって誠実に交渉させることだ」

「一部の請負業者は労働者に法定最低賃金しか支払っていないため、私たちは会社側に対し、すべての臨時労働者に職務にふさわしい賃金を支払うよう求めている」

「労働条件が危険であり、粉塵や騒音、金属ヒューム、シリカ、放射線に満ちていることを忘れてはならない」と同労組は続けた。

各国の多国籍企業傘下会社に組合員がいる労働組合は、「セロ・マトソの労働者と連帯して動員する用意がある」と述べている。

IMFは連帯メッセージを送り、争議の解決策を見つけるうえで援助するとともに、一定水準の労働条件の達成を目指す組合・労働者の努力を支援している。この組合はUTRAMMICOLに加盟している。

[2008年3月15日]