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イタリアで安全求める全国スト

イタリアの金属労組3団体は6月17日、労働安全衛生に関する新しい法律の実施を支持して1時間ストを行う。


イタリア:イタリア全国の金属労働者は明日(6月17日)、労働安全衛生に関する新しい法律を支持して1時間ストを決行する。この行動は、昨年12月にトリノのティッセンクルップで7人の労働者が死亡した既報の事故をはじめ、イタリアで日常的に起こっている一連の悲惨な死亡事故を受けて行われる。

関連組合は、使用者団体であるイタリア工業総同盟の態度に抗議してストを行う。イタリア工業総同盟は、特に下請業者との関連で、職場の基本的な安全規則に関する使用者責任を認めることを拒否している。

IMF加盟組織3団体(FIM-CISL、FIOM-CGILおよびUILM-UIL)は、6月17日午前11時から正午まで全国行動を実施する。

3組合は、報道機関への共同声明で政府に対し、損害の防止・賠償に責任を負う国家機関INAILへの投資など、「労働安全衛生を支援する経済対策を早急に」講じるよう要求した。

「私たちは労働安全衛生に関する新しい法律をそのまま全面的に、可能な限り厳格に実施させるためにストを行う」と組合側は述べた。

[2008年6月16日]