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メキシコの鉱山労組幹部が不当逮捕


フアン・リナレス・モントゥファルとカルロス・パボン・カンポスが逮捕されたが、理由の説明はいっさいない。


メキシコ:12月3日、メキシコ全国鉱山・金属・関連労組(SNTMMSRM)がさらなる攻撃の犠牲になった。同労組のフアン・リナレス・モントゥファル一般自警協議会議長がミチョアカンで逮捕された。この事件もまた、当局による鉱山・金属・鉄鋼労働者の迫害が続いていることを示している。

しかし、それで終わりではなかった。12月4日(木)には、同労組のカルロス・パボン・カンポス政治担当書記も拘留された。少なくとも2人のSNTMMSRM執行委員に逮捕状が発行され、この件数はさらに増えると予想される。

同労組によると、これらの逮捕は違法であり、「鉱山労働者殺害の裁きをまだ受けていないグルーポ・メヒコ所有者ジャーマン・ラレア・モタ・ベラスコの支持で実行された」。

政府は先週、またしても同労組の銀行口座を不法かつ専断的に凍結した。その目的は明確であり、16カ月前からストライキを実施中の第65支部(ソノラ州カナネア)、第201支部(サカテカス州ソンブレレテ)および第17支部(ゲレロ州タスコ)の労働者に代わって労働組合の自由・自治のために闘っている同労組を封じ込めることだった。

同労組によれば、一連の幹部の逮捕はフェルナンド・ゴメス・モントの内務長官就任と関係がある。「モントはジャーマン・ラレア・モタ・ベラスコが所有するグルーポ・メヒコの元従業員で、いまだに同社のために働いているようだ。モントは同社の刑法チームに加わっており、新たに得た地位を利用して最も基本的な法律を侵害し、社会集団とその指導者を不当に取り扱っている」

同労組は、メキシコと他の国々のすべての組合と社会組織、特にIMF加盟組織に対し、これらの悪意に満ちた卑劣な攻撃に抗議するよう要求し、鉱山・金属・鉄鋼労働者だけでなく組織労働者運動全体を狙ったこの迫害に対して統一戦線を張るよう強く要請している。1人の痛みは全員の痛み――これが今回の労働組合主義に対する政府攻撃を受けての私たちの合言葉である。

私たちは、IMFも要求したようにフアン・リナレス・モントゥファルならびにカルロス・パボン・カンポスの即時釈放と、政府による同労組資金凍結の即刻解除を要求する。



[2008年12月5日]