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IGメタルが賃金協約を締結

IGメタルは4.2%の賃上げを勝ち取り、全国ストが回避された。

ドイツ:11月12日、23時間に及ぶ交渉を経て、ドイツ最大の労働組合IGメタルと、2万3,000社以上の企業を代表する使用者団体ゲザムトメタルは、南部のバーデン・ビュルテンベルク州における4.2%の賃上げに合意した。

この協約は現時点ではバーデン・ビュルテンベルク州の労働者だけに適用されるが、他の地域の組合支部もすぐにこの協約を承認すると予想される。協約期間は2010年4月30日までの18カ月間である。

今月初めからドイツ全土で何十万人もの産業労働者が、賃上げ要求を徹底的に推進するために警告ストを実施していた。

ドイツの金属労働者は、2009年2月1日から2009年4月30日までの期間について2.1%の賃上げ、2009年5月1日から2010年4月30日までの期間についてもさらに2.1%の賃上げを受ける。企業は、2回目の2.1%増額を最大7カ月延期することを決定できる。

さらに、労働者は2008年11月から2009年1月までの数カ月間について1人当たり510ユーロ、2009年9月に122ユーロの一時金を受け取る。

すべての地域で承認されれば、協約対象者は360万人となる。



[2008年11月13日]