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EMFが不安定労働に関する共通要求を発表

ヨーロッパ全域の金属労組がマドリードで、すべての欧州諸国で不安定労働に関する一連の要求を打ち出すことを決定した。


スペイン:11月17〜18日にマドリードで開かれた第6回欧州金属労連(EMF)団体交渉方針会議にヨーロッパの金属労組が集まり、より安定した雇用を求めて不安定労働に対抗する第2次欧州共通要求について討議し、これを承認した。

4年前に訓練に関する第1次EMF共通要求が発表された結果、ヨーロッパ全域で実施された関連団体交渉の大多数で訓練問題が取り上げられ、多くの場合、具体的な成果が達成された。

不安定労働に関する第2次EMF共通要求は、EMF加盟組合75団体すべてに、向こう4年間、不安定労働の悪影響に取り組む交渉議題を追求するよう義務づけている。

この要求は以下の事項に基づいている。

●雇用を確保し、工場閉鎖・余剰人員解雇を回避する。
●積極的な賃金方針を採用し、実質賃金・所得補助の大幅増を目指す。
●安定した所得がない限り、EUの内部要求を一定に保ち、デフレのリスクを避けることはできない。
●賃下げはどんな犠牲を払っても避けなければならないため、欧州レベルの団体交渉調整を強化する。
●企業レベルで欧州全体の協力を強化する。
●妥当な場合は最低賃金によって最低所得を安定させる。
●団体交渉で決定される賃金の適用範囲を拡大・保護する。

「IMFは、世界中で不安定労働の増加に対抗する、この重要な戦略的措置を歓迎する」と、ジェニー・ホールドクロフトICT・航空宇宙・権利平等担当部長は述べた。

「世界金融危機に伴う悪影響が広がり続ける中で、不安定雇用に就く何百万人もの労働者が雇用を失った。臨時・派遣雇用の削減は、使用者にとって安上がりの手軽な労働者削減手段となっている。組合は法律変更を求める闘いを通じて、また今回の場合は団体交渉を通じて、この状況を逆転させるために努力している」とホールドクロフトは述べた。

詳しくは下記サイトを参照:
http://www.precariouswork.eu/Campaign-Activities/6th-EMF-Collective-Bargaining-Policy-Conference

[2009年11月19日――アニタ・ガードナー]