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ロンドンのヴァーレ投資家会議でピケ

IMF加盟組織は、多国籍採鉱大手ヴァーレの経営幹部が出席したドイツ銀行での金属会議に際して、会場前で行動を起こした。

イギリス:カナダでユナイト・ザ・ユニオンと全米鉄鋼労組(USW)の組合員約20人が、ドイツ銀行での会合でヴァーレ経営幹部が現投資家・潜在的投資家向けにプレゼンテーションを行うことに抗議し、同行前でピケを張った。

この抗議行動は、IMF、ブラジルCUTおよび国際化学エネルギー鉱山一般労連(ICEM)の支援を受けて組織された多くのグローバル行動の1つであり、ヴァーレがカナダでスト中の鉱山労働者3,500人と交渉せず、同社のブラジル事業で労働条件・労働基本権を改善していないことに抗議するものである。

2008年、ヴァーレは130億米ドルを超える利益を上げ、最高経営幹部に3,300万ドルの報酬を支払った。それでもなお同社は、カナダの鉱山労働者の年金その他の給付を大幅に削減しようとし、ブラジルの労働者に生活賃金、基本的権利および最低限の安全衛生基準を提供することを拒絶している。

デリク・シンプソン・ユナイト共同書記長はこう述べた。「ヴァーレ・インコはウォール街の資金を後ろ盾とする貪欲な多国籍企業だ。同社はカナダの採掘事業で多額の利益を上げていながら、信用逼迫をもたらした貪欲極まりない金融機関を満足させるために、ワーカーズ・ユナイティングの同志に圧力をかけている」

「私たちがここに来たのは、『ヴァーレ・インコは自社の労働者だけでなく、世界規模の組合まで敵に回している』というメッセージを投資家予備軍に伝えるためだ」。

レオ・W・ジェラードUSW国際会長は次のように語った。「天然資源の採掘は、カナダのサドベリーで何世代にもわたって、企業・労働者双方に利益をもたらしてきた。多国籍企業が利益の急増を享受していながら生活水準を大幅に削減しようとするのは、到底容認できることではない」

「イギリス、カナダ、アメリカ、さらに世界中の労働者がこれを理解しており、労働者の連帯と行動は力強いメッセージを送る」

詳しくはヴァーレで正義を求めるIMFキャンペーンを参照:www.imfmetal.org/Vale

[2009年11月10日――アニタ・ガードナー]