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メキシコ鉱山労組大会、組合の自主性求めるキャンペーンの続行を票決

メキシコ鉱山労組大会は、労働組合の自主性とグルーポ・メヒコおよびメキシコ政府による侵害の終結を求める4年に及ぶ闘いの続行を決定した。

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メキシコ5月3日、メキシコ鉱山・金属・関連全国労組(SNTMMSRM)の第36回定期大会が開かれた。この大会には、組合支部で選出された代議員、全国執行委員会(NEC)メンバー、地域・特別代議員、メキシコの労働組合、ナショナルセンターおよび社会組織の多くの代表、それにIMFやICEMをはじめとするグローバル・ユニオン・フェデレーション(GUF)の指導者が出席した。

5月4日に終わった大会は、2014年までを任期としてナポレオン・ゴメス書記長の続投を信任し、2007年7月から1,200人の鉱山労働者がストを実施しているソノラ州のカナネア鉱山における労働者の闘争をめぐり討議した。

最新の報告によると、最高裁判所は鉱山を閉鎖するというグルーポ・メヒコの決定を支持している。一方、4月23日に第32号法廷は、5,500万米ドルの横領で起訴されたナポレオン・ゴメスの拘留命令を取り消した。この判決は、最高裁判所の刑事部による承認を必要とする。メキシコ検事総長は上訴する予定だが、この判決は既判事項である。つまり、この決定は最終的なものであり、同じ罪で2回にわたって被疑者を起訴することはできない。

大会に出席したメキシコの鉱山労働者代表は、闘いを継続し、自分たちの指導者と仕事、雇用、労働組合の利益を守ることを決定した。

大会最終日、カナネアでスト中の鉱山労働者を支持してグローバル支援・連帯フォーラムが開かれた。国際代表団はカナネアでスト中の鉱山労働者への支援を表明し、これを受けて労働者たちは、IMFとICEMの代表も参加する代表団に連帯を感謝した。
[2010年5月6日――バレスカ・ソリス]