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IMF地域会議:ラテンアメリカ・カリブ海が直面している主な課題

加盟組織はIMFの主要行動との関連で現状を分析した。すなわち、他のグローバル・ユニオン・フェデレーション(GUF)との団結に向けた進展、危機が金属部門に及ぼす影響、ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所の活動とプロジェクトである。

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メキシコ4月21〜22日にメキシコシティーでIMFラテンアメリカ・カリブ海地域会議が開催され、地域の加盟組合代表が出席した。

この会議では、加盟組織のニーズとIMFのアクション・プログラムに従って、この地域の主な課題を確認した。

ユルキ・ライナIMF書記長が開会の辞を述べ、メキシコ鉱山労組のナポレオン・ゴメス・ウルティア書記長が、ビデオ会議施設を利用してスピーチをした。

初日の午前中にアートゥロ・アルカルデ博士が、危機と労働者の権利に対するその影響、メキシコの労使関係制度についてプレゼンテーションを行った。

ユルキ・ライナ書記長は、グローバル・レベルで、GUF間で、また加盟組織の機構において労働組合が団結できる余地を調べた。

加盟組織は、今年の主要IMF行動との関連で各自の状況についても議論した。例えば、全国的統一、国際枠組み協約(サプライヤーを対象に含める方法)、未組織労働者の組織化、アウトソーシングの統一基準、多国籍企業に対処する方法である。

2日目には、不安定労働、気候変動、ネットワーク構築、コミュニケーション・ネットワーク、ジェンダー、ホワイトカラー労働者、国際連帯といった問題に検討を加えた。

4月23日には、地域会議の代表団がグルーポ・メヒコ事務所を訪れ、メキシコの鉱山労働者の闘いとの連帯宣言を提示し、結社の自由の尊重と労働者・全国鉱山労組に対する敵対行為の中止を要求する予定である。

[2010年4月23日――アニタ・ガードナー]