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コロンビアの組合がEUとの貿易協定を拒絶

コロンビアのナショナルセンター3団体は、コロンビア−EU貿易協定は国内生産に損害を与えて失業を引き起こすと述べ、この協定は各国間の経済的不均衡を考慮に入れていないと付け加えた。

コロンビアコロンビアのナショナルセンター3団体の会長は共同声明の中で、アルバロ・ウリベ・ベレス大統領が欧州連合と締結した自由貿易協定を拒絶した。3人の会長によると、この協定は国内生産に損害を与えて多くの雇用に影響を及ぼすため、コロンビアに適していない。

フリオ・ロベルト・ゴメス国際労働組合総連合米州地域組織(TUCA)副会長兼CGT事務局長は、コロンビアがアメリカおよびカナダと取り決めた自由貿易協定を改めて拒絶し、「私たちの立場はEUとの協定に関する立場と同じだ」と述べた。

「自由貿易協定の概念が問題なのではない」とゴメスは確認した。「問題は内容だ。というのも、これらの協定にはコロンビアの国内生産を保護するために必要な条項がないからであり、これは失業や経済的資源の損失に関して数多くの問題をもたらすことになる」

特にEUとの自由貿易協定は、コロンビアと欧州諸国との大きな経済的不均衡を考慮していない、とゴメスは付け加えた。

[2010年6月3日――アニタ・ガードナー]