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気候変動政策に関する新しい文書

次期世界気候変動サミットを控えて、FESが国際政策文書を発表した。この文書は、持続可能なグリーン・エネルギーに資金を供給するための3つの基本的アプローチを調べている。

全世界次期世界気候変動サミットが近づく中で、フリードリヒ・エーベルト財団(FES)は7月、新しい国際政策分析を発表した。著者のマイケル・T・クラークは、持続可能なグリーン・エネルギー政策に資金を供給するための3つの基本的アプローチを調べている。

11月29日から12月10日までメキシコのカンクンで開かれる次期世界気候変動サミットで、国際社会は再び、気候保護に関して国際的に拘束力のある合意に達するという課題に取り組む。

物議を醸す主な問題の1つは依然として、気候変動の緩和・適応のためにどのような資金供給メカニズムを採用すれば、工業国と新興国・発展途上国との間で利害を公正に調整することができるか、これらのメカニズムを透明性のある方法で管理するにはどうすればよいか、である。

このFES文書『持続可能なグリーン・エネルギー政策への資金供給おける統治の課題』は、FESがエネルギー・気候政策に関して開催する一連の国際専門家円卓会議の文脈で作成された。この出版物はワシントンで開かれた会議の結果に基づいており、その目的は、工業国と新興国、発展途上国との対話を促進し、国際エネルギー・気候政策の共通基盤を見つけるために貢献することである。

この文書を読むには下記サイトを参照: http://www.fes.de/cgi-bin/gbv.cgi?id=07315&ty=pdf

[2010年7月29日――チェリッセ・フレドリクス]