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アランで船舶解撤労働者が1人殺害され、その他5人が負傷

7月24日にインドのアラン造船所で火災が発生、船舶解撤労働者のシャムシャウラ・シャイフが亡くなり、その他5人が負傷した。

インド2010年7月24日(土)にグジャラート州のアラン船舶解撤場で火災が発生し、船舶解撤労働者1人が死亡、そのほかに5人が負傷した。

火災は午前11時30分ごろにアラン船舶解撤場第78/79地区で発生、そのとき労働者は、船の機関室の近くでガス切断機を使って鉄くずを切断していた。27歳のシャムシャウラ・シャイフ(カル)がその場で亡くなった。そのほかに5人の労働者が負傷し、うち2人がバウナガールの病院に運ばれ、3人がアランの病院に入院している。

労働者たちはIMF加盟組織アラン・ソシヤ船舶再利用一般労組(ASSRGWA)の組合員ではなかったが、同労組のラム・パテル副会長は労働者を援助するために直ちに現場へ向かった。同副会長は他の同僚とともに、消防・警察当局と連携して行動した。同労組は、亡くなった労働者の遺族への法定給付の支給も要求している。

[2010年7月26日――アニタ・ガードナー]