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イタリアの組合、インデシット工場閉鎖に対抗して統一スト

インデシット・グループが、実施可能なあらゆる代替策をめぐって労働者代表と適切に協議することなく、2工場の閉鎖と国内他地域への生産移転を発表したことを受けて、イタリアでストが続いている。

イタリアイタリア全国のインデシット・グループで働く労働者が7月23日にストを実施し、工場閉鎖を考え直してIMF加盟組織FIOM-CGIL、FIM-CISLおよびUILM-UILと適切に交渉するよう会社側に要求する。

インデシット社の取締役会は6月9日、ベルガモ県ブレンバーテとトレビゾ県レフロントロの2工場を閉鎖してカゼルタとファブリアーノに生産を移転するという決定とともに、1億2,000万ユーロ相当の3カ年投資計画を発表した。この決定はベルガモとトレビゾの労働者500人とその家族に劇的な影響を与える。

かつてメルローニ・エレットロドメスティチと呼ばれていた同社は、2001年にIMFおよびイタリアの加盟組織と国際枠組み協約を締結した際、「社会的に正しい行動を取り、国際的な社会基準に従う」ことを約束した。協約全文はIMFウェブサイトで入手できる。

同社の決定を撤回させるために、ブレンバーテ工場の労働者430人がイタリアのIMF加盟組織FIOM-CGIL、FIM-CISLおよびUILM-UILの支援を受けて、6月11日にストライキと座り込み抗議を組織した。6月17日にインデシットで4時間にわたって別の全国ストが実施されたにもかかわらず、同社はアンコナで開かれた全国労働組合との年次調整会議で2工場閉鎖決定を確認した。

6月28日と7月9日にローマで会社側とさらに議論したにもかかわらず、インデシットは、両工場で実施可能な代替策を模索することを依然として拒否している。FIOM-CGIL、FIM-CISLおよびUILM-UILは、工場閉鎖と雇用保護に関する同社の怠慢に抗議して合同ストを要求している。

[2010年7月22日――アニタ・ガードナー]