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南アフリカで自動車サプライヤー労働者がスト

南アフリカで今日、5万人を超える自動車サプライヤー産業労働者がストを決行する。南アフリカ全国金属労組(NUMSA)は使用者と会談し、要求を提示する。

南アフリカIMF加盟組織の南アフリカ全国金属労組(NUMSA)は2010年9月1日、自動車サプライヤー産業でストに入った。5万人を超える労働者がストに参加している。

NUMSAはすでに使用者と会談しており、スト終結に向けて9月1日にも会合が開かれる。「この部門の使用者は保守的であるため、直ちに解決する見込みはない」とNUMSA代表は述べた。

NUMSAの要求は以下のとおり。

●20%の全面的な賃上げ
●最低賃金労働者の最低時給20ランド(2.70米ドル)
●20%の夜勤手当
●15%の午後勤務手当
●賃下げを伴わない週40時間への労働時間短縮
●日曜就業の賃金倍額
●6週間の有給出産休暇
●この産業における人材斡旋会社の利用禁止
●地域間賃金格差の解消
●人員削減時における上限のない4週間分の解職手当

[2010年9月1日――チェリッセ・フレドリクス]