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現代労働者の復職決定が再び延期

チェンナイで解雇された現代労働者が再び復職の決定を待っている。それに先立って現代・起亜労組代表のグローバル会合が開かれ、グローバル労働組合ネットワークの強化に取り組んだ。

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インド/スロバキアインドのタミル・ナードゥ州政府は、2010年9月20日に決定を下すと約束しておきながら、解雇された現代自動車インド労働者35人の復職に関する決定を4回にわたって延期した。

インド・チェンナイの現代自動車で2010年6月6日から9日にかけて4日間のストライキが実施されたのち、政労使代表各2人から成る三者構成委員会が設置された。その目的は、2007年に同工場でCITU加盟組織の現代自動車インド従業員組合(HMIEU)が設立されたあと解雇された労働者の復職に関する事件を再検討し、決定を下すことである。

HMIEU代表と経営側代表が復職に関する主張を提出しており、労働委員会当局者は労使双方を拘束する勧告を出さなければならない。

チェンナイ工場で進行中の争議は、9月14〜16日にスロバキアのブラティスラバで開かれた第2回IMF現代・起亜グローバル組合ネットワーク会合における議論で取り上げられた。

この会合には、同社の本国である韓国をはじめ、チェコ共和国、スロバキア共和国、インド、トルコ、ドイツ、アメリカの現代・起亜労働者を組織化する労働組合の代表が参加した。

韓国金属労組(KMWU)代表が雇用、不安定労働、労働組合化の面から同社について詳しく報告したあと、他の代議員1人1人が自国の状況に関して報告した。

会合の主な焦点は、同社で労働組合代表の世界的ネットワークを強化し、うまく機能する情報システムの導入に取り組むことだった。会合参加者は以下のとおり決定した。

●調査を実施して必要な情報をすべて収集・配信し、合意されたコミュニケーション・システムを試行する。
●韓国の主任コーディネーターが指名されるまで、ヘルムート・レンゼIMF自動車産業部会担当部長が情報交換を組織する。
●各国の「連絡担当者」を指名し、ネットワークとの連絡維持と国家レベルにおける情報・要求の収集・配信を担当させる。

会合では、現代・起亜内部における欧州従業員代表委員会の設置を検討することも決定された。スロバキアの連絡担当者に、欧州金属労連と協議しながら初期の措置について調査・報告する任務が委ねられた。

この会合は、スロバキアの起亜工場を組織化するOZ KOVOが主催した。会合最終日に代議員全員がスロバキアのジリナにある起亜工場を視察した。

[2010年9月23日――アニタ・ガードナー]