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労働政策とグローバル化に関する学位取得コースの締め切り迫る

2011年4月1日から9月30日にかけてドイツで、労働政策とグローバル化に関する短期学位取得コースが実施される。労働組合員や労働運動活動家は、2010年11月1日までに受講を申し込まなければならない。

ドイツ「労働政策とグローバル化」学位取得コースの狙いは、労働運動家や労働組合員が追加的な知識や手段を獲得し、公の論議や政策立案・実施プロセスに積極的に参加できるようにすることである。

プログラムや受講料、奨学金、申し込み手続きの詳細については、ウェブサイトを見るか、engage@uni-kassel.deまでメールを送付のこと。このコースは毎年4月1日からベルリン経済・法律大学で始まり、5月中旬から7月中旬まではカッセル大学で行われる。

「労働政策とグローバル化」学位取得コースは、3カ月半の教科課程と2カ月の実習訓練から成る。このプログラムは、「修士プログラムに丸1年を費やすことのできない労働組合員のために教育プログラムを実施してほしい」という多くの労働組合の要望に応えるもの。

このプログラムには、世界の賃金政策、世界の財政、世界貿易、開発経済、グローバル・ガバナンスへの参加に焦点を合わせた5つのモジュールが含まれる。教壇に立つのは、ドイツのカッセル大学とベルリン経済・法律大学(いずれも世界労働大学の構成機関)の経験豊富な教授陣と、各国から招かれた客員講師である。

受け入れ機関とインターンのニーズに応じて、7月中旬から9月末まで8週間の実習訓練が行われる。

[2010年9月30日――チェリッセ・フレドリクス]