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イタリアの組合、財政政策の変更を要求

10月9日、ローマに10万人が集まり、「労働関連の租税政策を変更し、全国レベルで雇用の創出を奨励するとともに、イタリアが世界経済危機から脱出できるよう支援せよ」という組合の要求を支持した。

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イタリア10月9日、ローマのポポロ広場に10万人が集まり、国家財政政策を変更して世界経済危機の影響を緩和するよう政府に要求する労働組合との連帯を表明した。

この集会はイタリアのナショナルセンター2団体CISLおよびUILが組織したもので、その目的は政府に対し、「雇用労働者が使用者より多額の税金を支払っている現在の財政状況を見直す必要がある」という明確なシグナルを送ることだった。

組合の考えによると、欧州連合(EU)加盟国が採択したEUの財政政策決定は、ユーロ続落の危険を防止するうえで役立ち、国際市場の信用喪失の危機を回避した。

しかし組合によると、次の段階では欧州レベルの開発・雇用を支援する効果的な政策を採用すべきである。したがってCISLとUILの両方が、イタリアは今この見解を支持し、経済・社会危機により効果的に対応できる「欧州政府」の確立に取り組む必要がある、と主張している。

CISLとUILはイタリア政府に、効果的な経済政策による社会・経済の回復と国家の開発に関して、関係者全員と対話を開始するよう要求している。この政策には特に、従業員、退職者、家族および企業に対する税金を減額し、国内需要・消費の活性化に大きく貢献できる財政政策を盛り込むべきであり、経済が再び成長に転じるにはそのような政策が必要である。

[2010年10月11日――アレックス・イワーノウ]