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労働者がヨーロッパの緊縮政策措置に抗議

欧州金属労連と欧州労働組合連合は再び、欧州諸国に課せられた有害な緊縮財政計画に対する抗議行動を実施した。

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ヨーロッパ欧州金属労連と加盟組合は12月15日、欧州労働組合連合とともに、緊縮政策措置とトレーダーの収入激増に対して欧州全域で抗議行動を実施した。9月29日、ヨーロッパの緊縮財政措置に対抗する行動が初めて呼びかけられ、数百万人の労働者が街頭に繰り出した。

残念ながら、この最初の行動は成功を収めたものの、欧州諸国政府に労働者の利益を考慮に入れた新たなアプローチを採用させるには至らなかった。欧州理事会の最近の決定は、財政面の制裁措置を強化し、不適切な予算管理を行う加盟国に基本的に罰則を科すことを強調していた。

EUで有力な見方によると緊縮財政は回復への正しい道とされているが、EMFはETUCとともに「破滅への道であるおそれがある」と主張している。

ETUC、EMFおよび加盟組合は12月15日、集会や作業停止、ゼネストなど一連の活動を実施した。これらの活動は欧州理事会の次期会合の前日に計画された。ETUCはウェブサイトに地図を掲載し、欧州で実施されている労働組合行動の大要を示した。

[2010年12月15日――アレックス・イワーノウ]