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メキシコ鉱山労組、2月の世界行動デーを歓迎

メキシコ鉱山労組は、メキシコの労働組合権を要求する2月14〜19日の世界行動デーを控えて、1月10〜11日の全国大会で現在の産業・政治方針を改めて支持した。

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メキシコメキシコ鉱山労組(SNTMMSRM)は、メキシコの労働組合権を要求する2月14〜19日の世界行動デーを控えて、1月10〜11日に開催された全国大会で現在の産業・政治方針を改めて全面的に支持した。

大会で採択された決議には、亡命中のナポレオン・ゴメス・ウルティア同労組書記長に対する継続的支援や、カナネア、サカテカス、タスコおよびグアナフアトで進行中の4件のストに対する全会一致の支持が盛り込まれていた。

SNTMMSRM全国大会は、「効果的な連帯は団結を強化する最善の手段であり、労働者と国民のために現状を変える強さと力を私たちに与えてくれる」と述べ、来たるメキシコに関する世界行動デーを歓迎した。

メキシコの労働組合権を求める世界行動デーは、2006年2月19日のパスタ・デ・コンチョス鉱山災害で鉱山労働者65人が死亡した事故の5周年に合わせて、2月14〜19日に実施される。

IMFと国際化学エネルギー鉱山一般労連(ICEM)、国際運輸労連(ITF)、UNIグローバル・ユニオンは、2月にメキシコ鉱山労組とメキシコの他の独立組合を支持して行動を取るよう加盟組織に要請している。

メキシコ政府は2006年以降、メキシコ鉱山労組に対する不法かつ暴力的な攻撃を徐々に強めており、同労組をつぶそうとして組織ぐるみで繰り返しメキシコの法律と国際基準を侵害している。

メキシコ鉱山労組は独りではない。メキシコの労働者の生活改善に取り組むその他少数の真の独立労働組合も、ますます激しい攻撃にさらされるようになっている。

2月14〜19日、世界中の労働組合組織が行動を起こし、メキシコ政府に以下のとおり要求する。

1. 使用者と政府当局者に、鉱山労働者65人が死亡した2006年2月19日のパスタ・デ・コンチョス鉱山爆発事故に対して責任を負わせる。
2 .使用者が支配する「保護協約」や組合選挙への干渉など、労働者の結社の自由の体系的な侵害を撤廃する。
3 .民主的組合、賃金・労働条件改善、良好な安全衛生条件を求める労働者の正当な要求を抑え込むための、国家当局や民間企業による、実力行使をやめる。
4. メキシコ鉱山労組とメキシコ電機労組に対する政治的迫害キャンペーンをやめる。

1月21日、追加的な背景情報やリーフレット、抗議資料、報道関係者用資料がIMFウェブサイト(www.imfmetal.org/mexico2011)に掲載される。

詳しい情報を入手したり行動に参加したりするには下記まで: unionrights@imfmetal.org

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[2011年1月13日 アニタ・ガードナー]