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IAMがサウスカロライナ州知事を提訴

全米機械工・航空宇宙労組(IAM)とAFL-CIOは、州の資源を利用してサウスカロライナの市民から組合加入権を奪うという誓約を問題視し、共和党のサウスカロライナ州知事を提訴した。

アメリカニッキ・ヘイリー・サウスカロライナ州知事は、「州としてノース・チャールストンのボーイング工場から組合の締め出しを試みる」と発言したことで、大きな訴訟に直面している。この訴訟は、2011年1月20日にチャールストンの連邦地方裁判所で全米機械工・航空宇宙労組(IAM)とアメリカ労働総同盟・産業別労働組合会議(AFL-CIO)が起こしたもので、中立を保って組合活動に関する問題に干渉しないようヘイリーと同州労働・認可・規制局(LLR)のキャサリン・テンプルトン局長に指示する裁判所命令を求めている。

訴状によると、共和党のニッキ・ヘイリー知事は、組合や組合に加入しようとする労働者に敵対的な州の政策を策定することによって、言論の自由、結社の自由および法の適正手続きに対する憲法上・制定法上の権利を侵害している。IAMとAFL-CIOによる提訴は、州当局者が連邦政府によって保護された権利を市民から奪うような行動を取ることを禁止する合衆国憲法の条項に基づいている。訴状全文はここで入手可能: http://bit.ly/SCGov_Complaint

ヘイリー知事は2010年12月8日、組合の回避を専門とする弁護士キャサリン・テンプルトンをサウスカロライナ州LLR局長に指名すると発表し、「私たちは組合と闘うつもりであり、それを手伝ってくれるパートナーが必要だった」と明言した。IAMの訴状は、共同被告としてキャサリン・テンプルトン局長の名前も挙げている。

「ヘイリー知事は、サウスカロライナにおける組合組織化との闘い、特にノース・チャールストンのボーイング施設のIAMとの闘いを先導する任務をテンプルトン氏に委ねることによって、州当局者に対し、自らが実施を委任されたまさにその法律を破るよう要求している」とボブ・マルチネスIAM南部副会長は述べた。「労働者が組合に加入するかしないかを決めるにあたって、どちらか一方の側に付いたり影響を及ぼしたりすることは州の仕事ではない」と同副会長は付け加えた。



[2011年1月25日――チェリッセ・フレドリクス]