IMFニュース・ブリーフス

GM/オペル・ネットワークが復活に向けて前進

すべての主要GM/オペル工場の労働者がドイツのリュッセルスハイムで会合を開き、GMネットワークの復活、IFAの必要性について議論し、欧州従業員代表委員会(EWC)を世界従業員委員会(WEC)に拡大するよう要求した。

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ドイツIMFは2月22〜23日にドイツのリュッセルスハイムでIMF GM/オペル会合を開催し、すべての主要GM/オペル工場から参加者を招いた。議題は、旧ネットワークの再生、IFAの必要性、欧州従業員代表委員会(EWC)の世界従業員委員会(WEC)への拡大だった。この会合にはボブ・キング全米自動車労組(UAW)会長が参加し、国際活動に本格的に取り組む姿勢を示した。

広範囲にわたる議論を経て、参加者は以下のとおり合意した。

●GMに対し、欧州従業員代表委員会(EWC)を世界従業員委員会(WEC)に転換するよう要求する。
●IFA草案を作成する。
●GM経営陣に上記の要求を記載した書簡を送る。

参加者は、直ちにネットワーク活動を開始することについても合意した。さまざまな現場からも情報を収集して、将来のIFAで取り上げるべき権利の侵害に関する情報を共有し、GM経営陣にGMネットワークが活動していることを知らしめる。

会合の前日には、未来の技術、特に電子トランスミッションや燃料電池技術に関するオペル経営陣の講演があり、続いてリュッセルスハイムのオペル工場を見学した。

[2011年3月1日――チェリッセ・フレドリクス]