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モニカ・ベローゾがブラジルCNTM会長に

「労働組合の力」傘下のブラジルCNTMで進展があり、初めて女性指導者が選出された。

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ブラジルモニカ・デ・オリベイラ・ロレンソ・ベローゾが「労働組合の力」傘下の全国金属労働者総連合(CNTM/FS)の新会長に選出され、同総連合初の女性指導者が誕生した。

モニカは1990年から労働組合運動で指導的ポストを歴任してきた。まずオザスコ金属労組に加入し、同労組書記長に就任。「労働組合の力」(FS)で青少年・児童担当全国役員に、続いて人権担当全国役員になった。全国執行委員に選ばれ、現在FSの国際関係担当役員を務めている。

2001年に労働組合の研究機関DIEESEで初の女性所長となった。2000年にはICFTU(現ITUC)の世界青年委員会の副委員長に就任している。モニカはIMF執行委員も兼任しており、地域レベルで大きな役割を果たし、関連組合で男女平等を促進するために懸命に取り組んでいる。

IMFはモニカがCNTM会長に選出されたという知らせを聞いて大変喜んでおり、IMF機構と加盟労働組合組織にとって大きな進展だと考えている。今年のIMF地域女性会議・ワークショップでは、新しい国際労働組合連合団体における適切な女性代表について討議する。加盟組織はまだ先行きが長いことを承知しているが、機会均等の重要性を強調し、もっと多くの女性を指導的ポストに選出するよう求めている。

[2011年5月24日――バレスカ・ソリス]