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アルセロール・ミッタルが安全性改善に向けて団結

アルセロール・ミッタル、欧州金属労連、全米鉄鋼労組およびIMFが発表した最新の報告は、アルセロール・ミッタルの安全性改善を目指して労使が全世界で協力している状況に検討を加えている。報告書『安全性とグローバルな合意、ローカルな影響に向けて団結』は、鉄鋼業初のグローバル安全衛生協約が締結されてから実施された活動を記録にとどめている。

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全世界2008年6月の協約締結以降、労使合同の取り組みが職場の事故発生件数、特に死亡事故の減少に効果を上げ、労働者が直面するリスクの削減に役立っている。2008年以降、死亡事故総数が3分の1減少した。報告書は、死亡事故はたとえ1件でも多すぎること、進歩があるとはいえ同社の死亡事故は相変わらず容認できないほど多いことも確認している。
ユルキ・ライナIMF書記長は、報告書の発表にあたって次のようにコメントした。「この報告書は、アルセロール・ミッタルの安全衛生改善に対する私たちの取り組みを明らかにしている。合同グローバル安全衛生委員会は数々の素晴らしい活動を実施しているが、死亡事故ゼロの達成が最優先課題であることに変わりはない」

協約締結前、同社の年間死亡事故件数は過去最悪を記録し、労使は安全性を最優先課題に掲げた。協約の精神は、「良好な職場安全衛生を確保するための最も効果的な手段は、労働者、労働組合および経営陣の十分な協力である」という共通認識に立っている。グローバル協約は、合同安全衛生委員会の設置など、すべての職場で採用しなければならない基準を定めている。

アルセロール・ミッタル会長兼最高経営責任者のラクシュミ・ミッタル氏は次のように述べた。「合同グローバル安全衛生委員会は鉄鋼業の新しい基準を定めた。同委員会首脳は組合との協力を強化し、当社が安全衛生分野で事故ゼロの達成に向けて前進するうえで役立っている。当社が自ら設定した困難な目標を達成するために、すべての合同委員会が安全衛生分野における前進をさらに後押ししてくれることを期待している。安全衛生は依然として最優先課題だからだ。革新と大胆な決断を下す勇気が、当社の成功の中核にある」

全米鉄鋼労組のレオ・W・ジェラード国際会長が次のように付け加えた。「この協約を最初に締結したとき、問題は『このアプローチによって人命を救えるか』ということだった。答えはイエスだ。しかし、まだすべての命を救っているわけではない。一言で言えば、それが私たちの目標だ」

欧州金属労連のトニー・マーフィー氏がこう述べた。「私たちは常々、組合と協力すれば安全面での実績を高めることができ、組合が関与すればするほど良い結果が得られると主張してきた」

詳しい情報やコメントについては下記のJGHSC共同議長まで:
ロブ・ジョンストン:rjohnston@imfmetal.org、電話:+41(22)308-5028
フランク・ヘアーズ:frank.haers@arcelormittal.com、電話:+352 4792 2683


関連リンク:
Text of the Agreement with ArcelorMittal on OHS (pdf)
Together for Safety Global Scope - Local Impact (pdf)
Press Release (pdf)


[2011年8月16日――ロブ・ジョンストン]