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IMFとCAWがサンクトペテルブルクでワークショップを開催

IMFとカナダ全国自動車・航空宇宙・運輸・一般労組(CAW)は8月27〜28日にロシアのサンクトペテルブルクで、地域の数々の工場から集まった組合活動家を対象にワークショップを開いた。

ロシアIMFとカナダ全国自動車・航空宇宙・運輸・一般労組(CAW)は8月27〜28日、サンクトペテルブルク周辺地域のGM、フォード、日産、フォルシア、トヨタおよびジュラの工場で働く組合活動家向けにワークショップを開いた。

組合構築と日々の組合活動、使用者による圧力の事例、新規組合員の勧誘戦略をめぐって議論した。

組合は何よりもまず抑圧された労働者のために決起し、自分たちのために決定を下し、互いに擁護し合うことを選んだ人々の集団であることについて、参加者の意見が一致した。組合加入の最も強力な動機は、集団的な職場行動の個人的な経験である。したがって主な問題は、労働者は今ここでどのような集団行動に備えているかということである。

勤務スケジュールの変更、時間給への移行、労働者の労働・生活条件の悪化など、さまざまな工場で発生した具体的な問題についても議論した。

IMFとCAWは2011年2月以降、日産、ゼネラル・モーターズ、ノキアン・タイヤ、現代、フォルシアなど、サンクトペテルブルク周辺地域のいくつかの工場でITUAの組織化努力を支援しており、団体交渉を実施するに十分な組合員数の確保と、労働者の利益を守るためのCBA締結を目指している。

[2011年9月12日 イリヤ・マトベーエフ]