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『メタル・ワールド』最終号発行!

『メタル・ワールド』最新号(最終号)が発行され、IMFウェブサイトに掲載されている。

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全世界: 上安定労働の広がりは労働者とその家族に上安感を与え、非常に大きな負担をかけている。『メタル・ワールド』本号の主要記事では、最も脆弱な最下層集団である上安定労働者の社会的保護を求める労働組合の闘いに焦点を当てている。

12月7〜8日にインドネシアのジャカルタで開かれるIMF中央委員会を控えて、『メタル・ワールド』は、世界経済・金融危機に見舞われた最も困難な時期にスウェーデンでIMF世界大会が開かれた2009年以降、IMFと加盟組織が実施してきた活動を報告している。スペシャル・レポート「確かな雇用と確かな未来に向けて組合の力を構築《では、各産業部門における事態の展開、労働組合権を求めるキャンペーン、各地域の活動、組合構築努力について報告している。

IMF、ICEMおよびITGLWFの3GUF組合員は、2012年6月に産業労働者のための新GUFを結成する予定である。ユルキ・ライナIMF書記長は、この大胆な措置とともに始まるグローバルな連帯の新時代について熟考している。

『メタル・ワールド』本号は、最後にジンバブエの若手活動家ミリアム・チプンザのプロフィールを紹介している。彼女は所属組合であるIMF加盟組織の全国エンジニアリング労組について説明し、同労組が世界中の他の多くの組合とともに先ごろのディーセント・ワーク世界行動デーに参加したときのことを語っている。

『メタル・ワールド』は今回が最終号となる。2000年から、金属産業の傾向を深く分析し、世界中で権利を求めて闘う労働者の課題や成果について報告してきた。10年後の今、本誌の旅は終わる。だが、将来の課題に取り組むために、すでに計画を練り、執筆の準備をしているところである。新GUF結成に伴い、『メタル・ワールド』も刷新される。乞うご期待!

[2011年10月20日 アレックス・イワーノウ]