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ベラルーシ議会、NGOへの外国援助中止を議決

10月3日、ベラルーシ議会下院は2回の読会で「ベラルーシ共和国の一部法律の追加および修正に関する《法案を採択した。この法案は、特にNGO(組合を含む)への外国からの財政援助を完全に違法とし、集団抗議・行動を計画しにくくする内容である。

ベラルーシ: 10月3日、ベラルーシ議会下院は2回の読会で「ベラルーシ共和国の一部法律の追加および修正に関する《法案を採択した。この法案は、特にNGO(組合を含む)への外国からの財政援助を完全に違法としている。そのような援助は犯罪行為とみなされる。NGOは外国銀行の口座に資金を保有することも禁止される。この法案は集団抗議・行動も計画しにくくする内容となっている。

議会に提出されたもう1本の「ベラルーシにおける集団行事に関する《法案も、集団抗議・行動をさらに刑事罰の対象としている。

両法案は10月21日にベラルーシ議会上院で審議される。

議会に提出された3番目の法案は、ベラルーシ共和国国家安全保障委員会の権限を大幅に拡大している。これにより、委員会当局者はどこにでも立ち入り、必要があれば、裁判所命令なしで物理的な力を行使することができる。どのバージョンの法案が、いつ採択されるかは分からない。

聞くところによれば、これらの法案は議会で秘密裏に審議されたという。国内メディアによると、議会の報道担当官でさえ10月3日の聴聞会の議事録を閲覧することができない。その日に投票を棄権したり、法案に反対票を投じたりした議員がいたかどうかは分からない。

ベラルーシの人権擁護活動家は新しい法案を強く非難し、EU代表も新法を批判した。

「一連の法案の目的は犯罪やテロの防止ではなく、ベラルーシの現状について当局と見解を異にする市民を威嚇することだ《と、IMFに加盟するベラルーシ・ラジオ電子・自動車機械・金属加工等国民経済部門労働組合(REPAM)のゲナディ・フェディニッチ会長は述べた。

「さらに、これらの法案は労働者や学生、定年退職者の経済状態を改善しない。ベラルーシが陥っている社会と経済の行き詰まりを克朊するという問題に関して、社会の統合強化を奨励するものではないと私は確信している。一連の法案はそれとは正反対の影響を及ぼすだろう《とフェディニッチは付け加えた。

「NGOに関する法律を強化する必要はないと思う。現行法と実際の法的慣行によって、市民はそのような組織を設立し、政治活動どころか市民活動に関与する権利を自由に行使することも認められていない《と、やはりベラルーシのIMF加盟組織である自由金属労組(SPM)のバシリー・レフチェンコフ会長は述べた。

[2011年10月20日 イリヤ・マトベーエフ]