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クーパー・タイヤ労働者、アメリカでロックアウトされている同僚を支援してグローバルに結集

12月17日に数千人が全米鉄鋼労組(USW)とともに連帯集会に参加、11月28日からクーパー・タイヤ・アンド・ラバーでロックアウトされている組合員1,051人を支援し、ヨーロッパの他のクーパー・タイヤ施設の労働者も支援を表明した。

アメリカ: フィンドレーの集会で、USWのタイヤ産業部門交渉を主導するUSW財政部長スタン・ジョンソンは、「セルビアのクルシェハッツで先ごろクーパーに買収されたタイヤ工場の労働者を代表する現地の組合ネザビスノストは会社側に対し、ロックアウトを終了するとともに、支援および支援を実施するための資源の確保を誓約するよう求めている《と述べた。

イギリスでは、メルクシャムにあるクーパーの製造工場で労働者を代表するユナイト・ザ・ユニオンが、組合員にUSW提供の文書を配った。

ユナイトの組合員はオハイオのUSWに支援と連帯のメッセージを送っている。ユナイトはアメリカの新聞にも支援の広告を出す予定だ。

ユナイトのトニー・バーク書記次長は次のように述べた。「製造業は今やグローバル化し、ある国で起こったことは別の国でも起こる可能性がある。だから、ユナイトとクーパー・タイヤのユナイト組合員はアメリカの同志を擁護している《

USWは環大西洋組合同盟ワーカーズ・ユナイティングでユナイトと連携している。

メキシコにクーパー・タイヤが58%を所有する関連会社コーポラシオン・デ・オキシデンテがあり、900人を雇用して1日1万4,000本のタイヤを生産、うち70%を輸出している。中国にも工場がある。

USWはクーパー・タイヤ闘争の専用ウェブページを開設し、キャンペーン情報やビデオ情報を提供している(http://stopcoopertire.usw.org/)。

関連リンク:
Cooper Tire lockout in Findlay, USA


[2011年12月20日 ライナー・サンティ]